東北学院大学

数字でみる東北学院大学

創立137周年
創立者3人
東北最大の私立総合大学
2つのキャンパス
学生数約11,255人
専任教員約310人
9学部15学科・6研究科11専攻
海外協定締結大学13カ国34大学
科学研究費採択件数80件/採択総額1億2,648万円
図書館蔵書数約126万冊
学生サークル団体数約139団体
キャンパス内国の重要及び有形文化財4棟
社会連携活動24件
地方創生への取り組み2件
同窓会会員数約20万人
同窓会支部数86支部
社長数1,730人
本学の教育への総合的評価83.3%
卒業生進路先の卒業生への総合的評価98.0%
海外留学者数1,659人
仕事研究セミナー企業数300社
就職率95.6%

創立137年

東北学院大学の創立は、私塾「仙台神学校」が開設された1886年にさかのぼります。以来、時代の要請に応えて、東北屈指の私立高等教育機関として発展してきました。今日では、充実した専門教育と優れた研究体制を誇る大学として、評価を高めています。

創立137周年を迎えた2023年、本学は新たな魅力を創出する大学づくりへと歩みを進めています。なかでも最も注目されるのは、五橋キャンパスの開学と4学部5学科の新設です。学生の主体的な学びをサポートする画期的な校舎をはじめ、次世代型の教育空間を実現します。

東北学院の沿革

東北学院の礎を築いた三校祖

押川方義

初代院長(1850~1928)
押川方義

W・E・ホーイ

初代副院長(1858~1927)
W・E・ホーイ

D・B・シュネーダー

二代院長(1857~1938)
D・B・シュネーダー

東北学院大学の歩みは、1886年の私塾「仙台神学校」の開設にさかのぼります。1880年代当時、押川方義は仙台を拠点にキリスト教の伝道を行っていました。やがて押川はアメリカから来日した宣教師W・E・ホーイと出会い、二人は「仙台神学校」を設立しました。翌年には、宣教師D・B・シュネーダーが加わりました。彼らは、建学の精神を、キリスト教の信仰に基づく「個人の尊重と人格の完成」の教育とし、文化の発展と福祉に貢献する人材育成をめざすものとしました。

東北学院の「建学の精神」

東北最大の私立総合大学

1886年に東北学院大学の前身である私塾「仙台神学校」の開設後、1891年に仙台神学校は東北学院と改称されました。1949年に新制大学発足後、幾多の歴史を経て、今日では地域に根ざし、地域に貢献する東北最大の私立総合大学として、新しい時代を切り拓くことのできる人材を育成しています。

東北学院の沿革

2つのキャンパス

土樋キャンパス

五橋キャンパス

※泉キャンパスの体育施設と一部の課外活動施設は、2023年度以降も利用可能です。

キャンパスマップ

多くの学生が学ぶ大学

東北学院大学の学生数は、11,255人(学部生数11,121人、大学院生数134人)です。(2023年5月1日現在)

在学者数

専任教員数

東北学院大学では、約310人の経験豊富な専任教員がおり、熱心に学生一人ひとりの興味関心に応じた多様な学びを提供しています。

広い分野を学べる総合大学

東北学院大学は、文学部(英文学科、総合人文学科、歴史学科、教育学科)、経済学部(経済学科)、経営学部(経営学科)、法学部(法律学科)、工学部(機械知能工学科、電気電子工学科、環境建設工学科)、地域総合学部(地域コミュニティ学科、政策デザイン学科)、情報学部(データサイエンス学科)、人間科学部(心理行動科学科)、国際学部(国際教養学科)の9学部15学科、文学研究科(英語英文学専攻、ヨーロッパ文化史専攻、アジア文化史専攻)、経済学研究科(経済学専攻)、経営学研究科(経営学専攻)、法学研究科(法律学専攻)、工学研究科(機械工学専攻、電気工学専攻、電子工学専攻、環境建設工学専攻)、人間情報学研究科(人間情報学専攻)の6研究科11専攻を擁する東北最大の私立総合大学です。

多彩な研究の推進

科学研究費補助金は、大学などにおける学術研究の助成を目的として、文部科学省から交付される補助金をいいます。人文・社会科学から自然科学まであらゆる分野にわたり、学術研究を格段に発展させることを目的とした独創的・先駆的な研究に対して助成を行うものです。

東北学院大学の2022年度科学研究費補助金は、採択件数80件、採択金額1億2,648万円(うち、新規採択件数30件、採択金額:6,839万円)であり、各学部の多彩な研究が採択されています。(2023年3月27日現在)

※外部サイト「科学研究費助成事業データペース」からフリーワードに「東北学院」と入力いただければ、本学教員の研究概要等が閲覧できます。

海外協定締結大学-キャンパス外にも広がる学び

東北学院大学では、学生が異文化を直接体験し、グローバルな視野と積極的なコミュニケーション能力を養う機会を設けています。現在、13カ国34大学と国際教育交流協定を結んでおり、各大学との学術交流や留学生の交換が行われています。

特に、アメリカのアーサイナス大学、フランクリン&マーシャル大学の2大学は、本学と建学のルーツを同じくする協定校として、長く教員と学生の相互交流を重ねています。

加えて、イギリス、セルビア、ドイツ、フランス、ブルガリア、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、オーストラリア、カナダ、タイ、ベトナムの大学と協定を結んでおり、グローバルな国際交流活動を行っています。

協定締結大学

東北地方の大学で屈指の蔵書数を誇る図書館

蔵書は図書約126万冊、雑誌約1万7千タイトルを誇り、東北地方の大学では屈指の図書館です。

詳しくは、以下の図書館ホームページをご覧ください。

※蔵書数は2022年度時点です。

東北学院大学図書館ホームページ

139団体の学生サークルが活動中

東北学院大学では、総合役員会や部活、研究会、同好会など約139の団体が活動しています。他大学や外部組織とも交流し、交友関係も広がっています。

また、課外活動を応援するウエブサイト「TG MIND」では、学生たちの大会記録や活動報告・予定を紹介し、「東北学院大学の心や精神」を伝えています。

課外活動応援Webサイト「TG MIND」

4棟の歴史的建造物

東北学院大学土樋キャンパスには、歴史的建造物として、東北学院の本館(旧専門部校舎)、ラーハウザー記念東北学院礼拝堂、大学院棟(旧シュネーダー記念図書館)の3つの国の登録有形文化財(2014年登録)があります。また、2016年5月には土樋キャンパスのデフォレスト館(旧シップル館)が、「東北学院旧宣教師館」(建築群)として国の重要文化財として答申、同年8月に正式に登録されました。

東北学院大学本館(旧専門部校舎)

  • 建設年/1926(大正15)年7月
  • 設計者/J・H・モルガン
  • 階数/3階
  • 施工者/仁田寅蔵(施工監督F・B・ニコデマス)
  • 延床面積/1,904m2

ラーハウザー記念東北学院礼拝堂

  • 建設年/1932(昭和7)年3月
  • 設計者/J・H・モルガン
  • 階数/地上2階・地下1階
  • 施工業者/石井組
  • 延床面積/1,529m2
  • 収容人員/900名

大学院棟(旧シュネーダー記念東北学院図書館)

  • 建設年/1953(昭和28)年(1963年・1966年に改修・増築)
  • 設計者/株式会社山下寿郎設計事務所仙台支社(現・株式会社山下設計東北支社)
  • 階数/地上6階
  • 施工業者/大木建設株式会社
  • 延床面積/2,447m2(増築の6階を含む)

デフォレスト館(旧シップル館)

  • 建設年/1887(明治20)年頃
  • 設計者/宮城県土木課営繕技手[ウエダ]
  • 施工業者/不明
  • 階数/2階
  • 延床面積/391m2

社会連携活動

東北学院大学では、地域の企業・行政機関と協定書を24件(※)締結し、地域社会の発展と人材育成に寄与しています。(※覚書、合意書含む 2023年3月現在)

具体的な取り組み

  • 教育委員会との連携に基づく「小学校外国語ヴォランティア活動」
  • 岩手県宮古市との連携協力「宮古・ニュートン・スクール」「小中学生ものづくり体験教室」
  • 多賀城市との連携協力「工学に関わる啓発活動(中学生対象)」「21世紀のキーテクノロジーを学ぶⅠ・Ⅱ(小・中学校教員対象)」
  • みやぎおかみ会及び公益財団法人仙台観光コンベンション協会との提携講座の開講「おもてなしの経営学」
  • 株式会社エフエム仙台との連携協力「東北学院大学生との協働番組制作」
    など

地方創生への取り組み

東北学院大学は、地域に貢献する大学として、大きく2つの取り組みを実施しています。

みやぎ・せんだい地域人材育成協働事業プラットフォーム

本学を申請大学とした「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成」事業が2015年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択されました。

これは、宮城県内12の大学・高専(本学、宮城教育大学、東北工業大学、石巻専修大学、尚絅学院大学、仙台大学、仙台白百合女子大学、東北生活文化大学、宮城学院女子大学、聖和学園短期大学、東北生活文化大学短期大学部、仙台高等専門学校)と宮城県、仙台市が、地域で活躍する人材の育成や定着、地域経済の活性化をめざしたものです。

2020年には「COC+」事業で培った連携協力体制を継続し、地域活性化に向けた各種事業をより推進するために、「みやぎ・せんだい地域人材育成協働事業プラットフォーム」を設立しました。

具体的な取り組み
  • みやぎの自治体発見プログラム
  • みやぎの企業発見プログラム
  • みやぎのIT発見プログラム

各種講座等を通じた持続的な地域コミュニティの構築

本学は高等教育機関として、広く市民を対象とした地域コミュニティに関わる講座等を実施し、持続的な地域社会の構築に貢献しています。

具体的な取り組み
  • コミュニティソーシャルワーカー(CSW)スキルアッププログラム
  • コミュニティソーシャルワーカー(CSW)公開研究会
  • アクティブコミュニティ塾(気仙沼市・委託研究事業)

東北学院大学 地域連携センター

全国に広がる同窓生

東北学院の同窓会は、1903年に設立されました。東北学院の学び舎(中学、高等学校、榴ケ岡高等学校、大学、大学院)を巣立った卒業生で組織し、「建学の精神にもとづき会員相互の親睦と研鑽を図り、母校の発展に寄与する」ことを目的に活動しています。今日では国内外に約20万人の同窓生がいます。

都道府県別同窓生数MAP

全国に広がるネットワーク

住居や勤務地が同じ地域で組織する同窓会の支部は47都道府県のほか、北米を合わせ全国に86支部あり、母校の発展に寄与しています。支部ごとに毎年総会や懇親会を開き、同窓生同士の親睦を図り、絆を強めています。また、職種ごとに構成されるTG会もあり、124にも及びます。

日本中、世界中に“同窓生”という家族がいる心強さがあり、社会と大学の絆を強めています。

東北学院同窓会とは

社長数

東北学院大学は、「社長の出身大学」で全国30位、東北地区に本拠をおく大学では第1位で、1,730人の社長を輩出しています。(全国社長出身大学分析(2020年) 帝国データバンクより)また、宮城県内の社長は、東北学院大学の卒業生が圧倒的に多いと言われています。

東北学院大学には「就職力」と「社会力」を育てる土壌があり、卒業生たちはその力を身につけ、社会の中を力強く歩んでいます。

ビジネスの社会を生き抜き、“トップビジネスパーソン”と呼ばれる卒業生から、東北学院大学で得た「力」が見えてきます。

本学の教育への総合的評価

「2021年度卒業時意識調査」より。本報告は2022年3月の卒業生を対象に分析し、「とてもよかった」、「どちらかといえばよかった」を集計したもの。

2021年度 卒業時意識調査 (PDF)

卒業生進路先の卒業生への総合的評価

「2022年度卒業生進路先への学習成果調査」より。「大変満足」、「満足」を集計したもの。

2022年度 卒業生進路先への学習成果調査 (PDF:423KB)

海外留学者数

長期休暇を利用した短期留学や半年または1年の交換留学に参加した学生数。交換留学では、留学先で修得した単位が本学の単位として認められる場合もあります。

本学学生の海外留学

仕事研究セミナー企業数

3年生を対象とした仕事研究セミナーを2022年度はオンラインで開催。5日間で約300社の優良企業が参加。

就職率

学生の皆さんがより良いキャリアを形成できるよう、本校の就職キャリア支援課ではさまざまなサポートを行っています。

※2022年度の卒業生のうち、就職希望者を対象に行った調査の結果より。

就職データ