東北学院大学

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経営学科3年の久保田逸斗さんが税理士試験に合格しました

2012年02月06日

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 本学経営学科3年生の久保田逸斗さんが、昨年8月に行われた平成23年度(第61回)税理士試験に於いて見事科目合格を果たしました。
 税理士資格取得には簿記論、法人税法、所得税法など5科目の合格が必要とされ、久保田さんは「まずは1科目、来年度の試験でもう1科目と徐々に、着実に合格を目指していきたい」と今後の意気込みを語ってくれました。

―志望動機はなんですか?
「初めは公認会計士を目指して勉強していたのですが、震災を受け、地元の岩手県宮古市に帰り支援につとめたいと考え、目標を税理士に変更しました。
 変更の理由としては、公認会計士は上場企業の監査が主な仕事となり、地元では仕事が無いからという消極的理由です。
 しかし、税理士は企業規模の大小を問わずに仕事を行うことが出来ます。日本の産業を支えている中小企業の支援に携わることが出来れば誇りをもって仕事が出来るでしょう」

―後輩へ一言
「税理士試験や公認会計士試験の基礎はやはり簿記です。まず日商簿記から段階を踏んで勉強しましょう。簿記でつまずいた方も、仕組みさえ理解すればあとはパズルのようなものです。難しく考える必要はありません。
 税理士試験も簡単な試験ではありませんが、一年に一科目ずつ勉強していけばきっと合格出来ます。
 皆さん、勉強を頑張って下さい。そして、楽しんで下さい。継続していれば必ず成果はでます。学びの楽しみかたも人それぞれです。皆さんはどのような楽しみかたをするのか、ぜひ探し当てて下さい」