東北学院大学

新着情報

復興大学(学都仙台コンソーシアム)による「教育復興支援」被災地で学習支援が始まりました

2012年04月02日

 復興大学(学都仙台コンソーシアム)による「教育復興支援」として、被災地における学習支援が始まり、本学の教職課程を履修している学生もボランティアとして参加しました。本学の学生が参加したのは志津川地区と丸森地区の3校です。

 志津川中学校における学習支援は、3月12日から30日までの3週間。1週目に参加したのは京都教育大学の7人の学生(研修中の現職教員を含む)と本学の4人の学生(英文と情報科学の1年生)です。前夜、京都をバスで出発した京教大の学生と本学の参加学生全員(9人)が3月12日に土樋キャンパスで打ち合わせを兼ねた研修会を行い、終了後、11人がバスで志津川に向かいました。2週目は愛知教育大学の学生5人と本学の学生3人(情報科学3年生)が、3週目は群馬大学・北海道教育大学・福岡教育大学・宮城教育大学の学生と本学の学生2人(英文と情報科学の3年生)が支援を行いました。

 支援の内容は授業補助(机間巡視・プリント学習の手伝い)、部活指導、学校備品の整理・解体等多岐にわたるものでしたが、参加学生にとっては、被災地の厳しい現状を目の当たりにしながらの貴重な体験でした。志津川中学校校長の菅原貞芳先生(本学OB)は「経済格差が教育格差につながっている。大学生の学習支援に期待している」「町の復興のために、ゼミ合宿等でぜひ南三陸に来てほしい」と熱く語って下さいました。

 丸森地区での学習支援は、丸森小学校と舘矢間小学校の2校。宮城教育大学、東北大学の学生たちと本学からは5人が参加し、3月5日から15日までの期間、学習支援を行いました。

IMG_0166.JPG
志津川中学校

DSCN0838[1].JPG
学習支援の様子