東北学院大学

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東北学院大学から多賀城市へ「東日本大震災による多賀城市の被災状況の調査と復旧・復興に向けた提言書」贈呈 (取材のお願い)

2012年04月19日

 多賀城市と東北学院大学が、連携協定を結んでいることから、このたび東日本大震災被災後の復旧・復興に向けた技術的なアドバイスと、安全・安心な多賀城のまちづくりに向けた提言書の贈呈が行われます。
 本学工学部の研究者による提言内容は土木構造物からインフラの復旧、地盤工学や貞観の津波と平成の津波の研究成果など多岐にわたります。
 つきましては、報道・取材方よろしくお願いいたします。

日 時

平成24年4月26日(木) 午後2時から

会 場

多賀城市役所3階 第1委員会室

出席者

東北学院大学 星宮望学長、佐々木俊三総務担当副学長、伊達秀文工学部長 他6名
多賀城市役所 菊地健次郎市長、鈴木明広副市長 他10名

問い合わせ

多賀城市長公室行政経営担当
TEL.022-368-1141

~多賀城市と東北学院大学の連携協力の経緯~

 多賀城市は、東北学院大学と平成19年11月2日に連携協力に関する協定書を取り交わして以来、教育分野をはじめとした様々な分野で、連携した取組みを行ってきました。
 直近では、東日本大震災発災直前までの2年間にわたり、第五次多賀城市総合計画の策定に向けて、市民によるまちづくり懇談会のファシリテーターとして、また識見者として連携協力をいただきました。
 発災後は、本市の依頼を受けて、ただちに同大学多賀城キャンパス礼拝堂を避難者に開放し、ピーク時には約500名、3月25日時点で約90名を受け入れていただきました。この礼拝堂は、テレビ、新聞等で報道されたドイツ人家族が始めに避難していた場所でもあります。
 震災後の平成23年度には、多賀城市復興検討委員会の委員長及び委員としての参画、市内小学校の放射線量の測定、職員防災講演会など様々な連携協力事業が行われ、12月には、市と共催の「市民フォーラム ~東日本大震災からの復興と安全なまちづくりのために~」において、調査研究の一端をご紹介いただきました。
 今回、贈呈を受ける提言書は、同大学の工学総合研究所の防災・安心工学研究部門が中心となって、多賀城市の被災状況と復旧経緯を調査するとともに、復旧・復興に向けた技術的アドバイス、安全・安心な多賀城のまちづくりへ向けた提言がとりまとめられたものです。

多賀城市との連携協力に関する協定に関してはこちら