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デフォレスト館(旧シップル館) 重要文化財(建造物)指定に答申

2016年05月20日

 平成28年5月20日開催の文部科学省文化審議会において、本院土樋キャンパスのデフォレスト館(旧シップル館)が、「東北学院旧宣教師館」として国の重要文化財(建造物)に指定される旨の答申が出されました。国内に残る外国人宣教師住宅の最初期の事例として希少であり、高い歴史的価値を有していることが評価されました。
 デフォレスト館は、平成25年3月29日付けで国の登録有形文化財に登録され、その後平成26年12月には土樋キャンパスの三棟(本館・礼拝堂・大学院棟)も新たに登録されましたが、このたびの指定により、本院では初めての重要文化財となります。
 仙台市内の文化財が重要文化財(建造物)に指定されるのは、昭和55年1月に指定された青葉区の「東照宮随身門」以来、約35年ぶりのことであり、社寺建築以外の建築が重要文化財に指定されるのは、市内では初めてです。

160520-2_1.jpg 160520-2_2.jpg  なお、東日本大震災以降、館内の立ち入りは禁止となっており、内部をご覧いただくことはできませんが、下記刊行物にて紹介しておりますのでご覧ください。

  『登録有形文化財 東北学院 歴史的建造物ガイド』平成27年2月発行 (PDF:7.3MB)
  『東北学院 歴史的建造物ガイド』平成26年5月発行 (PDF:2.4MB)

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