東北学院大学

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【学長声明】 サッカー部、硬式野球部の不祥事について

2016年05月31日

東北学院大学学長 松本宣郎

 5月26日に『河北新報』に掲載された標記に関する記事につきまして、その後は他のメディアも報じることとなりました本学課外活動団体の起こしました不祥事について改めてお知らせいたします。
 様々な周辺情報がその後の報道でも行われましたが、内容につきましては26日の『河北新報』の記事がすべてであります。
 本学のサッカー部学生による不祥事を受け、大学としてはその問題を重視し、東北学院大学という教育機関の課外活動団体である以上、その活動を停止せざるを得ないと判断しました。部長・監督は辞任し、中心となった学生には処分を下し、関わった学生たちには厳重注意を行いました。ただスポーツはチームとして成すものであり、部全体としても責任をとる必要があります。当面はサッカー部に6ヵ月の活動停止、そして1年間の対外試合禁止という指示を下しました。
 このことについて硬式野球部にも関わった学生がいたことがわかり、当面、対外試合を自粛させ、部長・監督は辞意を表し、学長預かりとしています。いずれ野球部に対してもしかるべき処分を下さなければなりません。
 この件については、関わりをもたなかった学生、またスポーツ推薦で入学してきた1年生諸君に対しては、非常に気の毒であると思います。ただこれは大学の課外活動団体としてやむを得ないことと思っています。
 また、大学、学長として学生たちの気持ちにも寄り添わなければなりません。今週にも、学生全員と会って話を聞き、励ますという機会を持つことにしています。
 サッカー部、野球部ともに、東北学院大学においてこれまで長年にわたり活躍してきた部ですので、学生諸君には部の再生を期し、汚名を返上するという気持ちで、努力してほしいと心より願っています。
 この度の不祥事によりご迷惑をおかけいたしました皆さまにお詫びを申し上げますとともに、再発防止に全力を挙げて取り組んでまいることをお約束いたします。