2017年12月22日

　プロ野球ドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから指名を受けた体育会硬式野球部の鈴木遼太郎投手が12月20日、石巻警察署の一日警察署長を務めました。
　緊張感が漂う中、佐々木 公署長より委嘱状を手渡された鈴木投手は「地元である石巻市がより安全な街になるよう、本日しっかりと使命を果たしていきたい」と力強く述べました。
　その後、鈴木投手の母校である石巻西高校へパトカーで出発し、伊藤 俊校長へ挨拶を行った後、全校生徒が待つ体育館へ移動。防犯について講話を行いました。質問コーナーでは、「自転車はどうすれば盗まれませんか」といった日常の防犯についての質問であったり、「プロ野球選手になるためにはどのようなことをすればいいですか」などといった野球に関する質問まで寄せられました。生徒の帰宅時には、後輩である石巻西高校の硬式野球部員と共に生徒へポケットティッシュを配り、防犯対策を徹底するよう呼び掛けました。

　日が沈む頃、石巻市役所を訪れ、地域協働課と防災推進課へあいさつを行った後、石巻地区地域交通安全活動推進委員の方と防犯・飲酒運転根絶キャンペーンを実施。石巻駅周辺の夜道を歩いている地域住民や営業を行っている店舗へ直接立ち寄り、注意喚起を促しました。

　また、去る12月3日・17日には石巻市内・仙台市内のホテルで入団激励会が行われました。亀山石巻市長を始め、参加した方から励ましの言葉をいただき、活躍を誓いました。
　鈴木投手は来年1月上旬の新人合同自主トレーニングに参加し、2月より始まる春季キャンプに備えます。今後の活躍に期待しましょう。

石巻会場

仙台会場