東北学院大学

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2019春・学びのオープンキャンパス及び教養学部設置30周年記念イベント(公演とミニシンポジウム)開催報告

2019年03月07日

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 3月2日、2019春・学びのオープンキャンパス及び教養学部設置30周年記念イベントが泉キャンパスで開催されました。
 オープンキャンパスでは、人間科学科、言語文化学科、情報科学科、地域構想学科の4年生(各学科4~5名)による「総合研究(卒業論文)発表」が行われ、参加した高校生たちにとっては教養学部の学びによってどのような力を身につけることができるのかを知っていただき、学生たちにとっては研究の成果を発表できる貴重な場となりました。
 記念イベントでは「未来に届け!美しい東北のことば」をテーマにした公演(落語と朗読)とミニシンポ190307-2_3.jpgジウムが行われました。初めにラジオパーソナリティーであり、東北弁で落語を話す六華亭遊花さんが落語「なまって笑ってコミュニケーション」を口演。来場した観客に東北弁ならではの発音をレクチャーするなど、終始笑顔に包まれた落語となりました。続いて、仙台を拠点として活動している劇団シェイクスピア・カンパニーが「ハムレット」と「ロミオとジュリエット」を東北弁で演じるというユニークな朗読劇を披露してくれました。
 最後は地域構想学科の柳井雅也教授がコーディネーターを務め、地域構想学科の金菱清教授、言語文化学科のアンドリューズ・デール准教授、朗読劇に出演した言語文化学科4年の増田寛子さんがシンポジストとして出席した「ミニシンポジウム」が開催されました。「方言の教科書はなく、地域の人との会話の中で学ぶことが多い」、「ニュース番組を方言で話せばもっと親しみが持てて面白いと思う」、「方言を活字で表すのはとても難しい」などの様々な意見が交換されました。
 終わりの言葉を述べた松本宣郎学長は「聴衆の一人として、楽しく豊かな気持ちになりました。教養学部にはこれからも豊かなコミュニケーションを基礎にして、本学の文化的拠点として成長・発展してほしいと願っています」と締めくくりました。

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