【経営研究所2017年度シンポジウム】人口減少と自動車産業(5/20開催)
2017年05月02日
人口減少と自動車産業
経営研究所2017年度シンポジウム
申込不要 | 無 料 | 土 樋 |
■日時:平成29年5月20日(土) 13:00~17:30
■会場:土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
周知のとおり、日本においては少子高齢化が急速に進行しており、既に総人口は減少に転じている。それはあらゆる産業に大きなインパクトを与えつつある。自動車産業ももちろんその例外ではない。そこで本シンポジウムでは、少子高齢化とそれに伴う人口減少が自動車産業に与える影響について考えたい。
まず、日本の少子高齢化とそれに伴う人口減少が、自動車産業に与えるとみられる影響を整理する。
第一に、生産年齢人口の減少に伴う、自動車及びその構成部品の生産を担う現場作業者をはじめとする担い手の確保難。
第二に、日本の自動車市場の縮小。
第三に、高齢化に伴う諸問題、すなわち高齢運転者と運転免許返納者の増加など。
第四に、少子化に伴う諸問題、すなわち所帯人数の一層の減少など。
第五に、生産年齢人口の減少に伴う労働需給逼迫による職業運転者の不足の深刻化。
以上に取り上げた諸課題は、いずれもその克服へのハードルは極めて高い。ただ、今後他の先進諸国、そして中国、タイなどといった少子高齢化が既に進みつつある一部の新興国も、遠からず同様の課題に直面する。そうなると、日本の各産業がこれら諸課題を克服した経験をそれらの諸国でも生かすことができると考えられることから、日本の国際競争優位の新たな源泉となっていく可能性を秘めている。
ここ東北地方は少子高齢化、人口減少において、日本国内でも「先進地域」の一つである。したがって、こうした課題について考察を深め、課題克服への取り組みのうち実践に移せるものは早速移していくには、まさに最適な地域であると言える。
ただ、むろん全ての課題について本シンポジウムにおいて取り上げるのは不可能である。そこで、1 つないし2 つのテーマに絞って、専門家と共に議論を行いたい。
まず、日本の少子高齢化とそれに伴う人口減少が、自動車産業に与えるとみられる影響を整理する。
第一に、生産年齢人口の減少に伴う、自動車及びその構成部品の生産を担う現場作業者をはじめとする担い手の確保難。
第二に、日本の自動車市場の縮小。
第三に、高齢化に伴う諸問題、すなわち高齢運転者と運転免許返納者の増加など。
第四に、少子化に伴う諸問題、すなわち所帯人数の一層の減少など。
第五に、生産年齢人口の減少に伴う労働需給逼迫による職業運転者の不足の深刻化。
以上に取り上げた諸課題は、いずれもその克服へのハードルは極めて高い。ただ、今後他の先進諸国、そして中国、タイなどといった少子高齢化が既に進みつつある一部の新興国も、遠からず同様の課題に直面する。そうなると、日本の各産業がこれら諸課題を克服した経験をそれらの諸国でも生かすことができると考えられることから、日本の国際競争優位の新たな源泉となっていく可能性を秘めている。
ここ東北地方は少子高齢化、人口減少において、日本国内でも「先進地域」の一つである。したがって、こうした課題について考察を深め、課題克服への取り組みのうち実践に移せるものは早速移していくには、まさに最適な地域であると言える。
ただ、むろん全ての課題について本シンポジウムにおいて取り上げるのは不可能である。そこで、1 つないし2 つのテーマに絞って、専門家と共に議論を行いたい。
SCHEDULE 講座スケジュール | ||
■ 13:00~13:05 本学経営学部経営学科長・教授 折橋 伸哉(おりはし しんや) |
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■ 13:05~13:30 |
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■ 13:30~14:10 広島大学大学院工学研究院客員准教授 岩城 富士大 氏(いわき ふじお) |
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■ 14:20~15:00 東北大学未来科学技術共同研究センター副センター長・教授 鈴木 高宏 氏(すずき たかひろ) |
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■ 15:00~15:40 九州大学大学院経済学研究院准教授 目代 武史 氏(もくだい たけふみ) |
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■ 15:50~17:30 ■司会:秋池 篤(本学経営学部講師) |
対 象 | どなたでも受講できます | |
申込方法 | 直接会場にお越しください | |
受講料 | 無料 | |
主 催 | 東北学院大学 経営研究所 | |
問合せ先 |
東北学院大学 研究機関事務課
〒980‑8511 仙台市青葉区土樋1丁目3‑1
TEL 022‑264‑6362 FAX 022‑264‑6530
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