東北学院大学

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取り組み・活動

多賀城市との連携協力に関する協定

1. 多賀城市とのかかわり

東北学院大学は、昭和37(1962)年に、周りを豊かな自然に恵まれ、国府多賀城の歴史薫る多賀城市の中心部に、工学部専用のキャンパスとして多賀城キャンパスを開校しました。以後、多賀城キャンパスを置く多賀城市とは、工学部・工学研究科の学生や教職員を中心に相互に密接な協力関係を構築しています。

2. 協定締結の経緯

工学部・工学研究科の学生や教職員の個別的な協力関係から、東北学院大学と多賀城市の協定という体系的な位置づけの中で活動することにより、大学と多賀城市の相互の発展につながると考え、連携協力に関する協定を締結しました。

締結式は、多賀城市役所を会場に平成19(2007)年11月2日(金)に行いました。本学からは、学長、副学長、学部長らが出席し、多賀城市からは、市長、副市長らが出席、また、立会者として多賀城市議会議長らが出席されました。多賀城市長及び本学学長の挨拶、協定内容の説明、立会者紹介ののち、協定の締結が行われ、学長と市長の固い握手が交わされました。

また、平成24(2012)年7月4日(水)には、連携協力の分野に「災害時における施設使用及び学生ボランティア活動の支援協力に関すること」を追加した協定の改定を行い、さらなる協力関係を構築しました。

3. 連携協力の分野

協定書に掲げられている項目は次のとおりです。協定期間は平成25年3月31日までとし、双方で改定の申し入れがない場合は1年間更新し、以後も同様としています。

  • 地域産業の振興に関すること
  • 地域の文化振興に関すること
  • 教育支援活動に関すること
  • 地域活動に関すること
  • 市街地活性化に関すること
  • 自然及び環境の保全に関すること
  • 大学の教育、学術研究及び社会活動に関すること
  • 災害時における施設使用及び学生ボランティア活動の支援協力に関すること
  • その他相互発展に必要と認められること

4. 連携協力の効果

すでに協力協定を締結している宮城県教育委員会や仙台市教育委員会などの活動とともに、本学の教育、研究及び社会活動、さらには、多賀城市の市政及び市民活動の発展に寄与することが期待されます。

5. 連携協力の展開

地域市民のための大学公開講座

これまでの各学部における「みやぎ県民大学・大学開放講座」を発展的に解消し、新たに多賀城市教育委員会と本学との共催により「地域市民のための大学公開講座」を平成20年度から開催しています。

平成29年度は、「心を豊かにする知識を求めて」をテーマに、5月から7月にかけて全8回の講座を開催し、本学のすべての学部が協力して講師を務め、多賀城市民及び近隣地域市民の多くの方々の参加がありました。

また、平成21年度からは、本学工学総合研究所の主催による公開講座も開催しています。平成29年度は「工学からみた安全・安心な社会」をメインテーマに、『「マテリアル・サイエンス」が拓く生き活き社会』に着目して、9月から10月にかけて全5回の講座を開催しました。

多賀城市へのインターンシップ

本学就職部主催によるインターンシップへ多賀城市市長公室が参加し、本学の学生が市民の視点に立った行政の仕事の一環を体験しています。

工学に関わる啓発活動

東北学院大学工学総合研究所では、例年、多賀城市の中学生を対象に、科学技術の大切さと楽しさを理解することによって、より理工学に親しんでもらうことを目的とした『工学に関わる啓発活動』を実施しています。

多賀城スコーレ

多賀城市教育委員会と連携して、平成21年度から「多賀城スコーレ」を開催しています。これは、夏休み期間中に「サマースクール」として多賀城市内の小・中学生の自学自習を支援するために、本学の多賀城キャンパスの教室を開放し、さらに本学の学生が質問に応じるというものです。平成24年度からは、冬休み期間中にも「ウィンタースクール」(開場は多賀城市中央公民館等)として同事業を行い、参加した小・中学生やその父母から大変好評を得ています。

平成29年度は、「サマースクール」、「ウィンタースクール」合わせて小学生165名、中学生64名が参加しました。

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災害時における施設使用及び学生ボランティア活動の支援協力

平成24年7月4日(水)に協定を締結し、地震や風水等の災害が発生した際に、本学多賀城キャンパスの施設の使用及び本学学生のボランティア活動による支援を行います。

東日本大震災による多賀城市の被災状況の調査と工学的見地からの都市再生の提言

工学部が所在する多賀城市は、平成23年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を受けました。そこで、本学工学総合研究所が中心となって、同市の被害状況と復旧経緯の精査・報告を行うとともに、復旧・復興に向けての技術的アドバイスや安全・安心な街づくりへの提言を行いました。平成23年12月10日(土)には、多賀城市との共催で市民フォーラムを開催し、多くの方々が参加しました。同フォーラムの模様は、以下のページで紹介されています。

また、同調査、及び、提言内容は、平成24年3月に報告書としてまとめられ、同年4月26日に本学学長から多賀城市長に贈呈されました。

21世紀のキーテクノロジーを学ぶ

本学は、平成19年度に文部科学省の委託事業である「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に採択されました。この事業は、多賀城市教育委員会との共催により、宮城県内の小・中学校及び高等学校の理科教育に携わっている教職員を対象に、夏季休暇中に多賀城キャンパスで最新の科学技術分野に関する講義及び実習を行うことにより、その経験等が受講者自身の理科教育に反映されるよう種々の支援を行うというものです。

当該事業が好評だったことを受けて、平成25年度からその第二弾となる「21世紀のキーテクノロジーを学ぶⅡ」を開催し、多賀城市の小・中学校で理科教育に従事している教職員5名が参加しています。

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みやぎふるさとCM大賞 作品制作

多賀城市では、東日本放送が企画する「みやぎふるさとCM大賞」に毎年応募参加しています。平成26年度に、多賀城市より「新たな視点やアイデアを盛り込んだCMを制作することで、同市の知名度向上と活性化を目指したい」として、本学学生の活動への参加協力の依頼がありました。この企画は、宮城県内の市町村で作成したアイデアあふれる30秒の“ふるさとCM”作品を募集するものです。それぞれの市町村が、その魅力、地域の情報、地域の自慢(観光、物産、伝統、人物、動物、歴史、自然ほか)をアピールするCM制作を通して、地域の素晴らしさを再確認し、活性化に結びつけていくことを目的としています。

初回となる平成26年度から、本学放送会のメンバーが制作に参加。市内見学や歴史情報の収集ののち、CMを制作。12月に実施された審査会にも参加し、多賀城市の職員とともに作品をアピールしました。