オーディオ・ヴィジュアルセンター

所長からのメッセージ

学生の頃、ドイツのミュンヘン大学で2年ほど留学しました。ドイツ文学の研究よりもむしろ、学んでいたドイツ語という言語が実際にどのように話されているのかに関心がありました。

どのような人たちが、どのような風土の中で、どんな身振りで、どんな声で話しているのか。異なった文化の、異なった人間に興味があったのです。大学の講義や演習以外に、劇場や演奏会に行き、異国の町を歩き回りました。そしてこのような風土、環境、歴史の中でドイツ語は話され書かれてきたのだと考えました。

ドイツに行った当初は、他の国の留学生と一緒の時が多かったのですが、ヨーロッパの中でもアイスランド、イギリス、スウェーデン、オランダ、ポーランド、チェコ、ユーゴスラビア、イタリア、フランス、スペイン、ギリシャから来た学生がいました。

そしてそれぞれ異なった言語を持つ彼らとドイツ語で話すことは、不思議な驚きでした。世界には多数の言語がある、すなわち多数の文化があり、そしてそれらの言語を話す数え切れないほど多くの人間がいる。それを肌で感じたのです。

そして世界の無数の人間たちと理解しあうのは、言語によるしかありません。異なった文化、言語を知ることは、自分を世界に向かって広げることです。オーディオ・ヴィジュアルセンターは世界に続く道でありたいと考えています。

オーディオ・ヴィジュアルセンター
所長 吉用 宣二(教養学部言語文化学科教授)

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