東北学院大学

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経済学部

教員紹介

仁昌寺 正一 教授

テーマ
東北地方の経済と開発の歩みを考える

東日本大震災の発生をきっかけに、国内外における東北地方の役割を見つめなおす動きがみられるようになりました。このゼミでは、“現在”の東北地方を考える手がかりとして、これまで同地方がたどってきた歴史を、経済と開発に焦点を合わせて分析し、“未来”の東北地方を考えることをテーマとしています。

経済学は、この世の中で起こったさまざまな出来事を考察し、それを論理的に説明できる有効な手段のひとつです。この演習では、歴史と経済について取り上げています。とくに、明治維新以降の日本経済の発展のなかで、東北地方にどのような経済構造が形成されたのか、それがどのような課題をもたらしたのか。3年間の演習を通して、東北経済の過去・現在・未来、そして日本経済の今後のあり方を、受講生のみなさんとともに考えていきます。

目標

この演習では、経済学の基礎力・応用力を身につけるだけでなく、現実社会に起こるさまざまな問題に対して、自ら率先して取り組む姿勢を培います。それにあたって、史資料やデータを使って、さまざまな角度から物事を考える力をつけること、自分の力で調べ、考えたことを自分の言葉で相手に伝える力をつけることを目標としています。

授業内容
演習Ⅰ 経済学の基礎を身につけることに重点を置きつつ、レポートの書き方、文献や史資料の読み方・探し方も学びます。ディスカッション形式で進めていきます。このほか、年に数回「学外ゼミ」を実施し、学校の教室ではなく実際の「歴史」にふれることで、身の回りに起きている様々な出来事を自分のこととして実感できる力を培います。
演習Ⅱ 演習Ⅰや他の講義を通して学んだことをふまえながら、①現在の東北経済が抱えている問題が何か、②その問題がなぜ起こったのか、③そこから何がわかるのか、そしてどのように解決するのか、といった点を繰り返し考察し、自らの力で物事を考える力を身につけます。とくにグループワークを行うことで、一つの事柄に対して多面的・多角的な視点から調査・分析を行い、物事を見る視点を身につけます。最終的には、「ゼミ論文」の作成(個人研究またはグループ研究)を行います。
演習Ⅲ 演習Ⅰ・Ⅱで学んだことを最大限に活かし、卒業論文を作成します。そして、年度末には、各自の卒業論文の成果の報告会を行い、2・3年生やゼミOBからもコメントしてもらいます。
最近の論文テーマ(一部)
  • 東日本大震災後の東北経済の復興を考える
  • 東北と中央との地域間格差に関する考察
  • 再生可能エネルギーを利用した東北経済発展の可能性
  • 「大仙台」構想の歴史的展開
  • 東北地方の地域商店街の存在意義と今後の課題
  • 仙台における地下鉄東西線の開通とその経済的影響
  • 山形県の次世代育成支援行動計画
  • 秋田県におけるシーアンドレール構想