東北学院大学

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工学部

出張講義

環境建設工学科(50音順)

教授 李 相勲 「新幹線を解析しよう;構造動力学の魅力」

新幹線が走るためにはそれを支える構造物、代表的に橋梁が必要です。その橋梁は長~いので普通の方法では解析が難しいのです。長~い構造物でも短く簡単なモデルで解析が出来る工夫について、また動画により視覚的にそのモデルの魅力について説明します。

教授 井川 望 「地震と建築」

地震が頻発する我が国では、地震時で壊れない建物を作ることは、重要です。地震に対して安全な建築物を作るための設計法について簡単に説明します。さらに、耐震、免震、制振など地震に対して安全な建築物を作るための様々な方法について、事例紹介を交え、説明します。

教授 石川 雅美 「社会資本整備について」

「インフラ」という言葉を最近よく耳にされると思います。実は「インフラ」という言葉は「インフラストラクチャ(Infrastructure)」といい、「生活や生産の基盤を形成する構造物、すなわち、ダム、道路、港湾、発電所、通信施設などの産業基盤、および、学校、病院、公園などの社会福祉・環境施設などをさします。これまで、我が国の社会資本整備がどのような目標を掲げて整備され、蓄積されてきたかを顧みて、今後の社会資本整備のあり方について論じます。

教授 遠藤 孝夫 「原子力発電と原子燃料サイクル」

資源の乏しいわが国では、原子力発電はなくてはならないエネルギー資源の一つです。原子力発電所でいったん使われた核燃料は “使用済燃料” と呼ばれ、まだ使えるエネルギー資源であるプルトニウムを含んでいることから、わが国では、それらを再処理して回収し、再び原子力発電所の燃料として(プルサーマル)あるいは将来的には高速増殖炉においてリサイクルすることにしています。 このような一連の流れを “原子燃料サイクル” と呼んでいます。ここでは、この分野での土木技術者の役割について解説します。

准教授 﨑山 俊雄 「建築学入門:人類と建築の歴史」

建築は、人間が安定した暮らしを営む上で必要不可欠の実用品であると同時に、国や地域の文化を表象し、人の心や記憶に働きかける芸術的な存在です。本講義では、人類の永い営みの中で創られてきた「建築」という考え方や価値観について、古今東西の建築事例をお見せしながら紹介します。

教授 櫻井 一弥 「空間の創造・建築の魅力」

建築は、人間の生活を包み込む基本的なうつわであると同時に、都市を形作る最も重要な要素です。社会における建築の役割について解説するとともに、建築デザインの文化的な重要性や地域による多様性などについて、幅広く説明します。

教授 鈴木 道哉 「地球環境影響を測る:ライフサイクルアセスメント」

現在、さまざまな人間活動の結果、地球の許容できる容量以上の環境負荷物質が地球に放出され、深刻な環境破壊が生じています。この環境影響を正確に評価して、これを最小化していくためには、ライフサイクルアセスメントという手法が必要になってきています。この手法を用いて建築分野でどのよう対策が有効かを説明していきます。

教授 武田 三弘 「社会基盤として活用されるコンクリートのはなし」

家の基礎から歩道、道路、橋や鉄道、空港、港湾施設、ダムなど多くの箇所に使用されているコンクリートについて、その製造方法や用い方、コンクリートの弱点、そして東日本大震災後に問題となっているコンクリートの劣化などについて広く紹介します。

准教授 恒松 良純 「景観まちづくりの取り組みと地域の参加について」

日本だけでなく様々な国や地域で美しい街並みなどには多くの人が集まります。人々が心地よい快適だと思う街並みはどのような場所でしょう。その様な街並みはどのようにつくられているのでしょうか? 街並みの雰囲気の評価と地域がどのように参加して進められているか、まちづくりの視点から解説します。

教授 飛田 善雄 「科学技術で自然災害をどこまで防げるか」

地震、洪水、噴火など多くの自然災害が現在でも発生しています。これらの自然災害はどの程度理解できているのでしょうか。自然災害をどのように低減しようとしているのでしょうか。自然災害を対象にして、現在までに人間が理解してきたことを振り返りたいと思います。現在進行している地球温暖化は、生態系に対する影響ばかりでなく、自然災害にも大きな影響を与えます。地球温暖化と社会基盤の問題を中心に、自然災害についてわかりやすい話をしたいと思います。

教授 中沢 正利 「建設分野の未来プロジェクト」

人類の快適な社会生活を作っている社会基盤(道路、ダム、建築構造物)の建設や維持・補修を担っているのが建設分野です。模擬授業では、社会基盤構造物として橋梁、ダム、高層ビル等の構造物について、20世紀までの代表例を概観します。その後、今後21世紀以降に建造されると考えられる構造物の未来プロジェクトとそのイメージについて解説します。さらに、これから開拓されるであろう宇宙構造物についても説明します。

教授 中村 寛治 「微生物による環境浄化」

微生物は我々の肉眼では見えない小さな生物ですが、環境の浄化・保全に大きな役割を果たしています。我々の周りで活躍している微生物に関して分かりやすく説明します。また、微生物を解析したり、追跡したりするために利用されているDNA分析技術に関しても紹介します。

教授 韓 連熙 「水環境と水処理の未来について」

地球上の生命が生まれ、生きていくためには水が不可欠です。水は、太陽の熱によって、主に海から空へ蒸発し、雨や雪となって大地を潤します。大地に降り注いだ水は、そのまま川に流れ込んだり、地下水となったりして再び海へ戻るという循環を繰り返しています。模擬授業ではこのような水のサイクルなどの水環境について説明します。また、安全で安定な水の浄化・処理は社会生活を支えるために大切な技術要素でありますので水処理についても説明します。(※2017年4月から2018年3月までは対応できません)

教授 宮内 啓介 「微生物による環境汚染物質分解メカニズム」

現在、有害物質による環境汚染が社会的な問題となっており、解決策の一つとして微生物を用いた汚染浄化法が注目されています。微生物による汚染物質分解の仕組みや、遺伝子工学を用いて分解菌の能力を強化する試みについて紹介します。

教授 山口 晶 「地形と地盤工学」

地盤の形成には、その土地の地形が大きな影響を与えています。どのような地形ではどのような地盤が形成されるのか、どのような地盤にはどのようなことを注意しなくてはいけないのか、という点を、地形と地盤の成り立ちの観点から、説明します。また、特定の地形で起こりやすい地盤災害、それに対する対策工法等について、説明します。

講師 三戸部 佑太 「水の流れをはかる技術」

川の流れは山から海へ土砂を運び、海では波が砂を運ぶことで我々の暮らす地形が形作られています。水は我々の生活とは切り離せない重要なものですが、時には洪水や津波により大きな災害を引き起こします。水の流れの性質を理解し、水の流れによる問題を解決するために様々な実験や現地観測が行われていますが、透明な水の動きはどのように測られているのでしょうか?水の流れを測る様々な技術を紹介します。