法学部

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国家試験・公務員試験受験講座:一人ひとりの将来を支える

国家公務員・地方公務員の試験では、法律科目は重要な出題科目です。公務員試験を受ける法学部生は年々増加しており、公務員の職につく割合も学内トップクラスであり続けています。しかし、公務員試験は出題の範囲が広い上,近年は競争激化のため,合格することが年々難しくなっています。そこで法学部では、公務員志望者を支援するための特別課外講座として「国家試験・公務員試験受験講座」を開設。公務員試験で特に重要な法律科目を重点的に提供しているだけではなく、小論文対策もぬかりありません。講義終了後に大学の教室で受講でき、受講料も低額であるなど、学生への負担にも配慮。公務員志望者は、2年次から計画的に試験勉強に取り組むことができます。

  • 〈基礎講座〉 ▪前期(4~7月):憲法、民法(総則・物権法)、刑法
    ▪後期(9~12月):民法(債権法)、行政法
  • 〈発展講座〉 ▪前期(6~7月) ▪後期(11月) ▪前期・後期の試験前:小論文対策

【演習】 学外に広がる学びの場

法律学科では、学生の希望にあわせて、裁判所や少年院、刑務所などの見学を行っているゼミがいくつかあります。見学の目的は、字面だけで理解する学びのあり方から脱し、実際に法に関連する施設に身を置くことによって、生きた文脈の中で法を理解できるようにすること。見学は学生一人ひとりに大きな刺激を与え、その後の学業への取り組み方、職業の選択などへと役立てられています。近年の裁判所見学では、土樋キャンパスからほど近い仙台地方裁判所、少年院見学では東北少年院を訪れています。特に東北少年院は、職業訓練に力を入れており自動車整備士などの資格合格率、卒院後の就職率が高いため、社会とのつながりを実感できる設備が見学できることが特徴となっています。このような見学のほかにも、仙台市博物館見学など、学外での活動を学びにつなげる取組みが活発に行われています。

【夏合宿ゼミ】 仲間ともに取り組むという体験

法律学科では毎年複数のゼミが夏合宿を実施しています。そのうちの一つでは、じっくり時間をかけて課題となる事件について民事模擬裁判を行うことを大きな目的にしています。しかし、学生たちが取り組まなければならないのは、民事模擬裁判の準備よりも、まずは日程と宿泊先の決定です。参加学生のとりまとめの期限を決め、宿泊代、交通費などを含めた予算の検討、夏合宿のスケジュールなど、何が必要なのかを考え、話し合い、手配までの一連の準備を行います。合宿までには民事模擬裁判の資料作成等もあるため、合宿に向けた準備はかなりの時間と労力が必要となります。夏合宿の意義は、合宿中の2~3日の間、民事模擬裁判にのめりこみ、民事裁判の知識を集中して身につけることだけではありません。合宿を成功させることが、自らを成長させる大きな経験となり、自信につながっていくのです。

【教員と身近に】 授業の教室以外でも教員から身近に学べる場

法学部では、入学当初から公務員や各種の資格取得を視野に入れて勉学に励む学生が多くいます。また学生生活を重ねるうちに、一般社会や民間企業 でどのような仕事に就きたいかのイメージを固めていく場合もよくあります。教員の側も、そうした多様な学生のニーズに合わせて、たとえば個人研究室で寺子屋的な勉強会を開いたり、進路・就職指導の相談に乗ったりすることの重要性を日々実感しています。教員と学生の間の風通しをよくして、単なる科目教育にとどまらない人間教育を実践し、責任をもって新たな人材を社会に送り出していく、私たち法学部はそのような教育機関でありたいと考えています。