東北学院大学

文学部 英文学科

特徴的な学び

英文学科4年
松田 みつきさん

(北海道/札幌北高等学校出身)

英語や中国語、フランス語などさまざまな言語に興味があり、本学科を選びました。印象に残っているのは、1年次の「Integrated English」というネイティブの先生の授業です。海外でのご経験なども交えて教えてくださるのですが、日本人にはない感覚や文化なども知ることができて新鮮でした。英語を追求することの情熱やワクワク感が伝わるような授業をしてくださる先生もいて、言語を楽しく学びたい私にとって、非常に魅力的でした。4年間で多くの言語に触れ、同級生や留学生、先生などさまざまな方と関わる中で「言葉」や「表現」が持つ可能性の大きさを改めて実感しています。卒業後は放送局に就職しますが、今後は情報を発信する制作者として、言葉を通して誰かに良い影響を与えたり心の支えになれたりする、そんな仕事ができたらと思います。

私のゼミでの学び

4年次のゼミでは少人数のグループに分かれて英語ニュースの字幕を作り、その趣旨をプレゼンテーションするという課題に取り組みました。映画を観ていると、実際の台詞に対して字幕が短すぎると感じることがありますが、字幕を作る側になると、その難しさがよく分かります。前後の流れを考えながら、どんな言葉選びや表現が適切なのか、みんなで議論しながら進めていくのですが、やはり言語は「答えが一つではない」ことがおもしろいです。時代や社会に合わせて、使われる言葉が変化していくのと同じように、人も成長するとともに、使う言葉は変わっていくもの。私自身、入学前に比べていろいろな学びや経験を通して視野が広がり、ボキャブラリーも増えて、話すときに選ぶ言葉も変わったと思います。それが「成長」と言えるのならうれしいですね。