教養学部

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海外地域実習:世界の「地域」を考える

研究のフィールドは日本だけにとどまりません。例えば、海外地域実習(3年次半期)は、教員が海外で実施している研究フィールドの調査実習と見学実習を併せた科目です。その一つ、宮城研究室ではマングローブの地域分析に取り組んでおり、実習の中で実際にベトナム南部を訪れて調査しました。戦争の激しい破壊から再生したマングローブ林で、学生たちは泥まみれになりながら調査を実施したほか、首都ホーチミンの暮らしも観察。また産業戦略に触れるためにスイスを訪れてヒアリングやインタビュー調査を行った年もあります。現地スタッフとの異文化交流を含め、地域に学ぶこと、思いがけない発見が、一人ひとりの成長につながっています。

調査、分析、提案を実際のまちづくりに生かす

商業の活性化や観光地域づくりなどを学ぶ岩動研究室では、実際に学びの成果を自治体などへ報告・提案する機会があります。岩手県奥州市では、学生が泊まり込みで市の概要や産業、観光、まちづくりなどについて地域調査を行い、その結果を分析・報告。その後、奥州商工会議所が主催する「奥州市中心市街地活性化シンポジウム」で学生が研究発表を行ったほか、シンポジウムのパネリストとしても参加。さらに、こうした一連の貴重な研究内容と経験を70ページもの報告書「奥州市における商業地の変容と蔵を活かしたまちづくり~水沢区・江刺区を事例として~」にまとめました。知識や応用力を身につけるだけでなく、人との関わりについても体験を通して学んでいます。

地域構想学科の学びの領域で地域再生へ

地域構想学科ではそれぞれの研究室の特長を生かし、震災復興に関連する活動を行っています。たとえば、津波浸水被害と店舗再開時期の関係、丸森町の福島第一原発事故の放射線被害による生活への影響調査、漁業の復興を成し遂げる姿に密着して成果をまとめた書籍の発刊など。復興に向かう地域に寄り添いながら「できること」を実践しています。

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