2015年09月08日

　去る7月19日、サッカーJ1仙台を運営する(株)ベガルタ仙台と東北学院大学は、学術・プロスポーツの分野で協力して地域活性化に貢献することを目的とした包括連携に関する協定を締結しました。
　ベガルタ仙台は2011年3月の東日本大震災後、「希望の星になる」をスローガンに、クラブ一丸となって勝利を目指すとともに被災者に寄り添い、少しでも励まそうと様々な事業を展開しており、スポーツによる経済活性化効果にも期待が高まっています。
　今年度後期、経済学科の特殊講義Ⅳでは、地域のシンボルたるプロサッカークラブとして、豊かなスポーツ文化の振興や青少年の健全育成、地域の活性化に向けた取り組みや、地域に与える経済効果などを中心に講義を進めていくことになっています。
　この講座の単位履修学生は、毎回の講義の最後にレポートを提出してもらい、15回のレポートを100点満点に換算して評価します。
　講師陣には、西川善久代表取締役社長、竹鼻純常務取締役、白河広哉総務部長、坪佐光浩営業部長、貝田真運営・広報部長、渡邊晋監督(トップチーム)、齋藤美和子事業部ホームタウン課参事、山路嘉人女子強化育成部長などを予定しています。
　今期の特殊講義Ⅳ、ベガルタ仙台の経営陣の講義が学生諸君にどのような化学反応を生み出すか楽しみです。

テーマ

地域におけるプロサッカークラブ「ベガルタ仙台」のあり方を考える

達成目標

①プロサッカークラブ「ベガルタ仙台」の地域活性化や地域経済効果の達成方針について理解することができる。
②「現場」での取り組みを踏まえた地域のスポーツ振興と経済との関係を理解することができる。
③ベガルタ仙台の地域貢献事業の現状を理解することができる。

授業計画

①9月17日(木)担当:西川善久代表取締役社長
　「スポーツビジネスとしてのベガルタ仙台の取り組み(総論)」
②9月24日(木)担当:竹鼻純常務取締役
　「Jリーグの歴史・展望、ベガルタ仙台の歴史・展望(街づくり)」
③10月1日(木)担当:白河広哉総務部長
　「ベガルタ仙台の中期経営計画」
④10月8日(木)担当:白河広哉総務部長
　「Jリーグクラブライセンス制度に伴うベガルタ仙台の環境整備」
⑤10月15日(木)担当:磯田敦営業課(グッズ担当)リーダー
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(8) :グッズ取り組み」
⑥10月22日(木)担当:古矢武士強化・育成部長
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(1) :トップチームの取り組み」
⑦10月29日(木)担当:山路嘉人女子強化育成部長
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(2) :レディースチームの取り組み」
⑧11月12日(木)担当:井上和徳営業課長
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(10) :サッカー普及の取り組み」
⑨11月19日(木)担当:齋藤美和子ホームタウン課参事
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(5) :ホームタウン活動の取り組み」
⑩11月26日(木)担当:渡邊晋監督(調整中)
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(6) :チームマネジメントについて」
⑪12月3日(木)担当:井上和徳営業課長(調整中)
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(7) :育成部門の取り組み」
⑫12月10日(木)担当:坪佐光浩営業部長
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(3) スポンサーシップの取り組み」
⑬12月17日(木)担当:貝田真運営・広報部長
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(9) 広報の取り組み」
⑭1月14日(木)担当:白河広哉総務部長
　「まとめとふりかえり:地域に愛されるプロサッカークラブとは
　　～ベガルタ仙台のミッションとビジョン～」
⑮1月21日(木)担当:調整中
　「地域に愛されるプロサッカークラブとして(4) 集客の取り組み」

講師(予定)

西川善久代表取締役社長、竹鼻純常務取締役、白河広哉総務部長、坪佐光浩営業部長、貝田真運営・広報部長、
古矢武士強化・育成部長、山路嘉人女子強化育成部長、渡邊晋監督、齋藤美和子事業部ホームタウン課参事、
井上和徳営業課長、磯田敦営業課リーダー、他

成績評価方法

毎回の講義の最後にレポートを提出。15回のレポートを100点満点に換算し評価する。

学習に必要な準備

スポーツと地域振興の在り方について、日ごろから、新聞や雑誌などで関心を持っていることが望ましい。

関連して受講するのが望ましい科目

東北経済論Ⅰ・Ⅱ、地域経済論Ⅰ・Ⅱ

テキスト

講義資料は都度講師が用意・配布する

参考文献

講義の中で、適宜、指示する

履修上の注意

講義の順番や内容は、諸般の事情で多少変更になる場合がある。

以上