2014年02月24日

　去る2月11日（火）～12日（水）にかけて、県南の小原温泉で恒例の強化合宿が行われました。1年生から3年生まで32名の学生と、12人の教員が参加。本合宿は、将来の法曹や公務員を目指している人を対象にして、次のような機会を提供しています。
　一つは、自らの勉学方法を振り返り今後の勉強に役立つようなヒントを、各教員から得るということ。そのために専門を異にする教員が多数参加し、専門の実定法学だけではなく英語や数的推理、適性試験対策などの授業も行われました。
　二つは、法曹や公務員あるいは法科大学院生になっている先輩から、貴重な体験談を聞くこと。今回は、弁護士と税理士事務所職員、そして法科大学院生にお話をして頂きました（公務員試験合格者はビデオ出演）。学生時代のこと、どのようにして進路を決めたのかということ、どんな勉強法を実践したのか等、必ずしも一直線ではない道筋を辿ってきた経験を踏まえ、説得力のあるお話をしてくださいました。
　最後に、教員や学生相互間の人的交流を密にすること。授業以外の時間に教員と親しく話をする機会は、実はそれほどありません。それだけに、今回のような行事に参加することによって、教員の人となりを一層深く知るきっかけを得ることができたのではないかと思います。新しく友達を作ることができた人もいるでしょう。本合宿は次年度も開催予定ですから、更に多くの意欲ある学生が参加してくれることを願っています。