東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(20)

2015年11月18日

151118-4_01.jpg【雨にも負けず・・・やがて虹を見て】
 季節は確実に秋に入っています。街路樹も所々色づき始めています(写真は部屋を出てすぐの景色)。そのせいか、お天気は結構気まぐれです。本日14日は朝から雨でした。今日中にこなさなければならない用事がありましたから、やむなくバスに乗って大学まで行きましたが、雨は降り止まず、それどころが昼食後には益々激しくなってきました。
151118-4_04.jpg ところが、隣の保育園からは子どもの声が元気に聞こえてきます。「まさか?」、と思って窓から保育園の庭に視線を向けると、何とポンチョを着て園児10人くらいが滑り台を囲んで遊んでいます。雨のために一層滑りやすくなっているから、かえって楽しいのでしょうか。とにかく、元気。このようにしてドイツ人は、少々の雨でも傘を差さず濡れたままで歩いて行く習性を身につけるのでしょう(写真は晴れた日の保育園)。
151118-4_03.jpg しかし、午後4時頃にまでなるとすっかりお天気は回復し、青空が一面に広がっています。そうかと思うと、7時頃には再び暗雲が立ちこめ、激しい雨になりました。一段落した後の虹が美しい(写真)。お天気は一日のうちでめまぐるしく変わっていきます。

法学部教授
陶久利彦