東北学院大学

法学部

陶久教授のドイツ留学日記(25)

2016年01月25日

【滞在許可申請】
 10月22日午前11時、新市役所のAuslaenderbehoerde(外国人局)088室で滞在許可申請手続をしました。必要書類一覧をはじめ、手続の概略は市役所のホームページ上にあります(https://www.goettingen.de/verwaltung/dienstleistungen/details/aufenthaltstitel.html)。
 私が持参したのは、以下の書類です。160125-1-1.jpg
・ダウンロードし記入済みの6枚綴りの申請用紙(写真は申請用紙6枚目)
・住民登録証書(9月3日に取得)
・婚姻証明書(ハンブルク領事事務所で受領済み)
・収入証明書(本学学長名で受領済み。英文で可)
・Duttge先生からの招待状(昨年10月末に入手済み)
・健康保険契約証明書(Dr.Walter GmbHという保険会社のEDUCARE24XLというタイプを選び、フランクフルト到着日から13ヶ月分の保険料支払済み。念のため、6月頃入手済みの私学共済加入保険の英文証明書も添付)
・ゲストハウスの賃貸借契約書
・写真(日本で撮影済み、パスポートサイズ)
・そしてパスポートです。
 妻のとあわせて二人分、写真を除きすべてコピーでかまいません。ただ、パスポートのコピーは忘れてしまいました。少し反省。
 担当職員は申請者名のアルファベットで分類されており、私達の場合はHarrenkampさんという大変若いお兄ちゃん。書類を受け取るや、幾つか質問をし、次々と提出書類を確認した上で画面に打ち込んでいきます。すべて問題なし、とのこと。最後に、右手・左手の人差し指の指紋を採り、ネット上でプライバシー保護手続をする旨の文書にサインをして終了。ほぼ20分。
 申請書類のうち頭を悩ませていた記入不明な箇所は、全くお構いなし。11月23日(月)11時30分に再び同じ部屋で2人分220ユーロを支払って、ようやく滞在許可カード(Aufenthaltstitel)をもらえることになりました。あっけない手続でしたが、ともあれ、やっかいなこともなく終了し、ほっとしました。何しろ、私にとってはこれが一番の懸案事項でしたから。

法学部教授
陶久利彦