東北学院大学

法学部

法学部で何を勉強するの?

2016年11月25日

 法学部に入学する前、僕は大学での勉強について結構大きな不安を持っていました。なので、同じような心配をしているかもしれない高校生のために、法学部でどんな勉強をしているのかを少し紹介したいと思います。
 法学部では名前の通り法律を主体に学習をします。法の基となるのは憲法。そこから派生していく刑法、民法などのいわゆる六法について学びます。でも「法学部での学習は暗記ではない」、とS教授はことあるごとに語っています。むしろ、日々の生活上の問題を法的視点から解いたり、現代の法律が抱える矛盾などを考えていきます。大学の授業では、学んだことを応用して「考える」ということが非常に重要なんですね。これは、大学と高校の学習の大きな違いだと思います(僕はまだ「考える」ことがうまくいっていません。これが目下の悩みです・・・)。
 「考える」ことを深めるために、1年生から4生年までの各学年に、20人前後の学生が受講する演習(=ゼミ)という少人数授業があります。ゼミでは、勉学の基礎となる「話し・聞き・書き・読む」ことを鍛えるだけではなく、学年が進むと専門的テーマに沿った勉学をします。学生同士で議題を決め、議論し合い、発表をするのです。自分とは違う意見を聞き、自分の意見を練った上で発表するのは、確かに大変ですが、やりがいがあります(僕のグループはつい先日、ゼミで「パラリンピック」について発表をしました)。
 いつの間にか入学して半年以上が過ぎクリスマスが近づいてきましたが、大学の勉強も結構面白いと感じている今日この頃です。簡単ですが、以上で法学部紹介終わり。

1年R.I.