東北学院大学

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本学、経営学科の名物講義 「おもてなしの経営学」が2冊の本に

2012年10月19日

 経営学部経営学科で震災前の2009年から開講されていた総合講座「おもてなしの経営学」が、書籍『おもてなしの経営学 3部作』としてまとめられ、この度、第1部、第2部が発売されました。
 東北学院大学経営学部おもてなし研究会の編集・執筆による『おもてなしの経営学(実践編) 宮城のおかみが語るサービス経営の極意』(みやぎ おかみ会〔協力〕)、『おもてなしの経営学(理論編) 旅館経営への複合的アプローチ』の2冊です。発行はともに(株)創成社、定価は各1600円(税別)となっています。
 第1部『おもてなしの経営学(実践編) 宮城のおかみが語るサービス経営の極意』では、県内の老舗や人気の温泉旅館のおかみ9名が語ったサービスの真髄が網羅されています。
 第2部『おもてなしの経営学(理論編) 旅館経営への複合的アプローチ』は、我が国精神文化の基礎ともいえる「おもてなし」に関する学術的・歴史的考察、さらに宮城を中心とした温泉旅館・ホテルへの経営学的・会計学的考察という内容になっています。
 いずれも、来年度開催される「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」を前に、おもてなしや地域観光振興の実践や理論を学べる示唆に富んだ本となっています。
 さらに来年3月には、震災後に経営学部がおこなった講義や同学部主催のシンポジウムで披露された宮城の各旅館の取り組みをまとめた第3部『おもてなしの経営学(震災編) 震災下のおもてなしの心』が発売されることになっています。震災後に沿岸地域からの被災者や避難者を受け入れた宮城の旅館やおかみのおもてなしの心、その後の旅館や地域観光業の復興への取り組み、さらに避難者との絆などについて、おかみたちが自らの言葉で語ります。また経営学部の教員が、それらおかみや地域の取り組みについて、おもてなしや危機管理という側面から分析をおこないます。第3部震災編の発刊にも大きな期待が寄せられています。
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東北学院大学経営学部おもてなし研究チーム編
『おもてなしの経営学(実践編) 宮城のおかみが語るサービス経営の極意』(みやぎ おかみ会〔協力〕) (株)創成社、定価1600円(税別)
『おもてなしの経営学(理論編) 旅館経営への複合的アプローチ』 (株)創成社、定価1600円(税別)

 本書は全国有名書店で購入できます。
 なお、本書の内容についての本学へのお問い合わせは下記まで。

(記)東北学院大学研究機関事務課 高橋まで 
022-264-6362