2013年01月22日

  仙台シティエフエム「ラジオ３」で、毎週日曜日朝８時から放送中の「杜のげんき寄席」には、東北学院大学落語研究会とOB会、その他地元の落語愛好家が多数参加している「仙台新撰落語会」が週替わりで登場しています。
  毎週金曜日、午後２時から、仙台駅前にあるイービーンズ1階のサテライトスタジオで行われる公開収録。1月１８日は、東北学院大学落語研究会のメンバー、今年成人式を迎えたばかりの2年女子学生のお二人。高座名は「鍬菜乃くいな(すきなのくいな)」さん(経済学部共生社会経済学科)と「世奥舎てりあ(よーくしゃーてりあ)」さん(文学部歴史学科)が高座に上がりました。
 

  昼下がりの買い物客やお年寄りがのんびりと若者の落語を聞いていました。
 
  震災の年に入学したお二人。「てりあ」さんは人を楽しませるのが好きで、入学してすぐに落研に入部し、現在の持ちネタは3本。たくさんの人に落語で笑顔になってもらいたいと抱負を語ってくれました。「くいな」さんは高校時代は演劇をしていたそうですが、大学に入ってから落語に興味を持ち入部しました。持ちネタは４本と、これからもっと精進してたくさんの人を楽しませたいといいます。高座名は先輩がつけてくれるそうですが、この名前をもらった時はさすがに断れなかったといいます。現在、落研は部員17名。
　東北学院大学落語研究会のほか、落研のOBで構成される「東北学院大学落語研究会ＯＢ会」、それらを率いるOB会会長、畑中純夫(高座名　天地家創造　てんちやそうぞう)さんは、震災後は被災地を訪れ仮設住宅などで落語を披露しています。東北学院校友課主催で毎月開催される「十五日会」でも落語を披露したと語ってくれたのは、高座名・剋家清生(こっかせいしょう)さん。
  毎週金曜日午後2時からの公開収録には、こうした落研、OB会、仙台新撰落語会のメンバーが週替わりで登場します。
収録された番組は、収録日から９日後の日曜日、朝８時から放送されます。

   ☆ラジオ3  FM76.2メガヘルツ

 
　仮設住宅集合場での落研OＢ会、「被災地に笑いと元気を届ける迷人落語」を楽しむ人たち

【東北学院大学落語研究会からの告知】

     落語研究会　定期寄席　開催

     2月24日(日)　午後１時～　《入場無料》
     仙台市戦災復興記念館　5階会議室

     ぜひご来場ください。