東北学院大学

Language

新着情報

東北学院125周年記念事業 図録『押川方義とその時代』刊行

2013年04月11日

 この度、東北学院創立125周年記念事業の一環として作成された図録『押川方義とその時代』が刊行されました。
 押川方義(おしかわまさよし 1850-1928)は、東北学院の学校祖(三校祖)のひとりで、本院の初代院長を務めました。院長時代には、キリスト教に基づく教育活動や、苦学生の支援などに尽力しました。
 東北学院では、2004(平成16)年11月に、押川方義の孫である押川昌一氏から、方義とその家族が遺した膨大な史資料(「押川家文書」)の寄贈をうけました。これらの史資料は、数年前から整理・分析作業が行われてきました。そのなかには、これまでに東北学院が刊行してきた『東北学院七十年史』や『東北学院百年史』などでも取り上げられていないばかりか、全国の図書館などにも所蔵されていない貴重な史資料も数多く含まれていました。
 この図録では、方義の78年の生涯をはじめ、彼の活動の軌跡を、この「押川家文書」を中心に紹介しています。そこでは、方義と交流のあった人々にも注目し、彼が日本の近代における教育・宗教・実業・政治など、きわめて多岐にわたる活動を展開していたことが明らかになってきました。また、従来あまり語られることのなかった方義とその家族との親交についても、彼らの手紙を中心に掲載し、一人の父親としての方義の姿も紹介しています。
 これまで、方義については、日本の近代史にはほとんど言及されていませんでしたが、この図録を通して、方義や「押川家文書」の存在が、日本の近代史を研究するうえでも重要な役割を持っていることが明らかになってきました。この図録の発刊をきっかけに、今後、より深く研究が進むことが期待されています。

 

130411-2_1.jpg 130411-2_3.jpg

仙台時代の押川方義
 
130411-2_4.jpg

 
 
 

○押川家資料の調査研究(近代)
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/facilities/museum/research02.html