東北学院大学グリークラブ&キャロラーズ ジョイントコンサート開催
2013年05月20日
去る4月28日、午後2時より、仙台市青年文化センターコンサートホールにおきまして、東北学院大学グリークラブOB・キャロラーズOGによる「復活」をテーマにした「ジョイントコンサート」が開催されました。
東日本大震災の後、早期「復興」と、存亡の危機にある大学合唱団の「復活」を願って、OB・OGにとって懐かしい場所である、土樋キャンパスの音楽館や90周年記念館の練習室に集まり合同練習を重ねてきました。
当日は、グリークラブOBに現役学生部員2名を加えた45名、キャロラーズOGが同じく新入学生部員2名を加えた29名、その他に賛助出演者を加え、総勢80名がステージ上に並ぶ迫力のある舞台となりました。
演奏曲目は、キャロラーズOGが「春風を運ぶ女声合唱曲」より「早春賦」「花」「荒城の月」など、グリークラブOBは千葉敏行さんの指揮で「珠玉の男声合唱組曲」より「柳河」「秋のピエロ」ほか草野心平の曲を。また、海鋒博美さんの指揮によるグリークラブで歌い継がれた黒人霊歌でセアル・ビクトウ編曲による「Nobody Knows」「Deep River」「Steal away」「Go down Moses」。最後は賛助出演者の「ラ・カンパネッラ」と、混声合唱「ハレルヤコーラス」「大地讃頌」を高らかに歌い上げました。
来場した平河内健治理事長、松本宣郎学長ほか、合唱を堪能した400名を超える聴衆から満場の拍手を浴びていました。
< リハーサルの様子>
<第1ステージ>
<第2ステージ>
<第3ステージ>
<第4ステージ> <第5ステージ>
ジョイントコンサートの実行委員長、大久武志さんとグリークラブOB会長の鈴木尚志さんは、「グリークラブ、キャロラーズともに、現役合唱団存亡の危機と言われているこの数年、なかなか回復しない現状を少しでも変えるきっかけになれば」と、今回の開催趣旨を熱心に語ってくれました。
これを機会に、合唱の仲間が増え、東北学院大学と、グリークラブ、キャロラーズOBとの輪がさらに広がっていくことを期待したいと思います。