台風18号の大雨による水害被災地域でボランティア活動
2013年09月26日
9月14日から16日にかけて日本列島を縦断した台風18号は、各地に大きな爪痕を残しました。特に関西では、特別警報が出されるなど、豪雨による水害が数多く発生しました。この度、9月21日から23日まで、滋賀県高島市鴨南鴨に赴き、立命館大学のサポートのもと、同大学学生・教職員4名と東北学院大学災害ボランティアステーションの学生・教職員8名が協働で、水害により家屋や田畑に流出した汚泥の除去作業を行ってきました。
これまで災害ボランティアステーションは、宮城県内における東日本大震災に係るボランティア活動および他大学が活動を行う上での拠点校としての役割を果たしてきました。今回は、初めて宮城県外で発生した災害に対するボランティア活動に、本学学生・教職員を派遣しました。この活動を通して今後の大学間連携災害ボランティアネットワークのあり方、受け入れ態勢のさらなる整備、本学から他地域へ派遣する際の学内体制の整備など様々なことを考える貴重な機会となりました。
危惧されている震災や自然災害が発生した際、このネットワークが地域の復旧・復興活動にどのように活かせるのか、また、そのために地域の拠点となる大学がどのように動かなければならないのかなど、まだまだ課題が山積していることが改めて実感された活動だったと報告されています。
今後の東北学院大学災害ボランティアステーションのさらなる機能の充実と整備が期待されます。