東北学院大学

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本学が「東北ILC(国際リニアコライダー)推進協議会」に入会しました

2014年01月24日

 東北学院大学はこのたび本年1月に「東北ILC推進協議会」に入会致しました。ILC(国際リニアコライダー)は、電子と陽電子を超高エネルギーで正面衝突させ、宇宙の始まりの1兆分の1秒の世界を再現して宇宙の成り立ちや昨年ノーベル物理学賞を受賞した“ヒッグス粒子”の精密測定を行ない、質量の起源を解明する全長約30km線形加速器です。
 昨年、この線形加速器を建設する国内候補地として岩手県の奥州市から宮城県の気仙沼市にかけた北上山地の地域が決まりました。この地域は国際的な最先端の科学技術の総合拠点となります。また世界中から研究者やその家族が訪れる事から東北の豊かな自然環境のもとで生活・交流する多国籍文化共生地域となります。さらに東北の産業への大きな経済波及効果も期待出来、東北の産業の技術革新(イノベーション)の促進も期待されます。東北学院大学には加速器科学や高エネルギー物理学の研究者もおり、さらに文系学部も充実している事から総合大学の利点を生かして文系、理系を問わず東北の発展に寄与出来ると考えております。
 下記の東北ILC推進協議会のホームページにILC計画が載っておりますので是非ご覧頂きたいと思います。

>> 「東北ILC推進協議会」のホームページはこちら