2014年12月09日

　 
　時折雪がちらつき、本格的な冬の訪れが感じられた12月5日、泉キャンパス礼拝堂において「泉キャンパスクリスマス」が開催されました。教養学部が開設された平成元年から、地域の多くの皆様に足を運んでいただいたこのクリスマスも、今年で第26回目を迎えることができました。

　 
　大きな袋を抱えた3人のサンタクロースが入口で来場者を出迎えたあと、第１部の「礼拝」が会衆一同による讃美歌109番（きよしこのよる）の斉唱で始まりました。聖書朗読、主の祈りに続き、日本基督教団教師で本学非常勤講師の塚本洋子先生に、「クリスマスの心」と題して説教をいただきました。絵本を読み聞かせるように優しく語りかける先生のお話しに、訪れた子どもたちも静かに耳を傾けていました。

　第２部「クリスマスコンサート」は、恒例となった本学シンフォニック・ウィンド・アンサンブルの演奏によるクスマスメドレー『聖夜-ドリーム・イン・ザ・サイレント・ナイト－』で始まり、会場が一挙に明るくなりました。お馴染みの曲目に手拍子も加わる中、プレゼントを配るサンタクロースも現れました。
 　 
   休憩の後、薄暗くなった礼拝堂には、今井奈緒子先生（教養学部教授・大学オルガニスト）によるパイプオルガンの繊細な音色が響きわたり、しっとりとした雰囲気に包まれる中、渡辺祐介先生(本学非常勤講師）が、バスの重厚な歌声で３曲を披露してくださいました。
　拍手の中姿を消した渡辺先生がサンタクロースに扮して再び現れた後は、渡辺先生の指導のもと、会衆一同で讃美歌３曲を歌い、キャンドルを灯した説教者達を静かに見送りました。
　　　　　　　　　　　　　
　寒い中ご来場の上、献金にご協力いただきました皆様に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

　この後、土樋キャンパスでは、12月19日（金）18時から　「第65回公開東北学院クリスマス 」が行われます。