東北学院大学

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教養学部人間科学科4年の遠藤夏美さんが、国立青少年教育振興機構からボランティア表彰を受ける

2015年01月30日

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 震災後、運動不足の子どもたち・青少年育成のためにボランティアをしたいと考えた本学教養学部人間科学科の遠藤夏美さんは、震災の年の入学から早速自分ができるボランティア活動を探し始めました。人間科学科・水谷修教授の指導もあり、本学から毎年数名のボランティア学生の受け入れをお願いしていた独立行政法人国立青少年教育振興機構の国立磐梯青少年交流の家でボランティアを行うことになり、以来、福島県にある施設に通いました。長期の休みや、時には週末を利用して、教育振興機構の規定による交通費を利用して通ったといいます。
 そうして始まったボランティア活動も、4年目にはボランティア学生の中でリーダーとして活躍するまでになったのです。遠藤さんのこうした活動に対し、独立行政法人国立青少年教育振興機構からボランティア表彰を受けることになりました。

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 1月29日、泉キャンパス教養学部を訪れたのは、国立磐梯青少年交流の家の小板橋昇所長。1号館応接室において遠藤さんに対して授与式が行われました。式には、松本宣郎学長、佐久間政広教養学部長、石塚秀樹学生部長、指導に当たった水谷修教授が列席しました。日野哲総務部長の進行で始まり、小板橋所長から表彰状を授与された遠藤さんは、「ボランティアが好きになって通った交流の家からこうして表彰を受けられたのは何よりの励みになります。この春卒業ですが、週末などを利用してまた通いたいです」と礼を述べました。

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 授与式の後は、これまでの数々のエピソードに花が咲きました。
 松本学長は「ボランティア活動の中で培ったプレゼンテーション能力、何よりもコミュニケーション能力の高さが魅力です。社会に出てもその能力を発揮してがんばって下さい」と激励し、最後に「卒業式で会いましょう」と締めくくりました。
 今は雪深い磐梯からお越しいただき、表彰くださいました国立磐梯青少年交流の家、小板橋所長はじめ、職員の皆さまありがとうございました。

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