東北学院大学博物館 写真展【スレート屋根の美】開催のご案内

2015年12月16日

151216-2-2.jpg 今回の展示は、今年度実施した西南学院大学との合同企画による特別展「Nexus展」の一環で、西南学院大学博物館講堂で展示した写真展を、仙台でも展示しようと企画したものです。
 宮城県の沿岸部は良質な粘板岩が産出することで知られています。国の伝統的工芸品「雄勝硯」はこれを用いたものです。この粘板岩を薄く加工すると天然スレートとして屋根材にすることができます。宮城産の天然スレートを用いた建築としては、北海道庁通称「赤レンガ」や、東京駅など全国にあります。
 宮城県内では、小学校や公共建築のみならず、民間の住居や倉庫、寺社等の屋根材・壁面材として用いられ、とくに北上川沿いには多く見られます。
 こうした建築にこだわって長年にわたって撮影を続けてきた菅野哲也さん(仙台市在住)の作品は、このスレート屋根の美を最大限に引き出しています。
 今回展示している写真の建造物は、2011年の東日本大震災による津波で流失したり全壊したりして、現存しないものが多く貴重な記録としての意義も認められます。
 また、本学土樋キャンパスのデフォレスト館(国の登録文化財)も、かつて宮城産の天然スレートが屋根に葺かれていました。この建造物の調査研究に取り組んでいる本学工学部の櫻井一弥教授には、今回の展示において菅野さんとの橋渡しをしていただきました。櫻井教授の建築デザイン研究室では、学生がデフォレスト館の詳細な模型を製作するなど、天然スレートの建造物の調査研究を進めています。
 この機会に、宮城県の特徴ある建築文化に触れていただきたいと思います。

151216-2-3.JPG開催期間:平成27年12月12日(土)~平成28年1月21日(木)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:日曜日・祝日、授業期間外は土曜休館
入館料:一般200円 減免措置あり(要問合せ)、本学学生・教職員等は入場無料
交通案内:地下鉄「五橋」駅下車、愛宕上杉通を南方向に徒歩5分 障害者等用駐車場3台あり

151216-2-1.jpgのサムネイル画像 また、期間中12月22日には小学生以上を対象とした手作りクリスマスツリーワークショップが開催されます。こちらもぜひご参加ください。

【手作りクリスマスツリー】
日時:平成27年12月22日(火)
対象:小学生以上20名(午後2時から着順)
参加費:無料 保護者の方のみ入館料:一般200円必要です。
持ち物:特にありません
企画:歴史学科民俗学ゼミナール(加藤ゼミ)

東北学院大学博物館
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋一丁目3-1
℡022-264-6920(直通)   URL http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/