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『呼び覚まされる霊性の震災学―3.11生と死のはざまで』金菱清ゼミ編 様々な反響を受け緊急シンポジウムを開催 2月24日(水)東日本大震災5年 緊急シンポジウム「霊性を読み解く ― タクシーの幽霊現象の反響と課題」

2016年02月12日

 先日お知らせいたしました、本学教養学部教授金菱清教授のゼミ生がまとめた論考集『呼び覚まされる霊性の震災学 ― 3.11生と死のはざまで』(新曜社刊)は、2月に店頭に並ぶなり売り切れ続出、現在増刷中とのことです。ことは、1月20日付の朝日新聞紙上でこの本が紹介され、ひとりの学生の論考が紹介されたことにより店頭に並ぶ前から話題となりました。
 東日本大震災発生からまもなく5年が経ちます。この間震災の年の夏ごろから各地で幽霊現象の目撃談が相次ぎました。それに対して、学問分野では科学的ではないとしてその現象を横目に、こうした現象をどう読み解いたらよいのか二の足を踏んでいました。第一章の論考が幽霊現象についてのフィールドワークのため、朝日新聞のデジタル版として紹介記事が配信されると、様々な反応が噴き出しました。記事にふれた多くの読者はリアリティをもってそれを受け取り、3日間でFacebook、1万8747件のシェア、twitter上でも夥しい数の反響がありました。中には予想されていた通り、非科学的という批判もあり一部炎上する事態も起こりました。一方海外ではイギリスで記事に取り上げられると、ロシア語にもなって世界に配信、フランス、アメリカ、ブラジルでも報じられたのです。
 当初あった批判的な意見は、その後もネットのニュースに掲載されるにつれ内容が次第に理解されるようになりました。4年11ヵ月目の震災月命日であった2月11日には、数多くの理解と賛同の声が寄せられるようになったのです。
 この反響に、金菱教授(とゼミ生)のもとには様々なメディアからの取材依頼が殺到しています。これらの事象に応えるため、この度、東北学院大学「震災学」編集検討委員会の主催により、主に報道関係者を対象としたミニシンポジウムを緊急開催することにいたしました。
 金菱教授の解題を足掛かりに、宗教学者、住職、編集者、そして当の論考をまとめたゼミ学生の報告をもとに2時間30分のシンポジウムを予定しています。ぜひご参加ください。

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(クリックでPDF表示 799KB)

 

東日本大震災5年緊急シンポジウム
「霊性を読み解く‐タクシーの幽霊現象の反響と課題」

2016年2月24日(水)15:00-17:30  (14:30開場)
 【入場無料】当日直接おいでください
 主催 東北学院大学「震災学」編集検討委員会
東北学院大学土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1丁目3-1
 *駐車場はございませんので最寄りの公共交通機関をご利用ください

プログラム

14時30分 開場
15時00分 開会・挨拶(佐々木俊三学長特別補佐)
15時05分 報告趣旨説明(金菱清)
15時10分 各20分報告(工藤氏、金田氏、土方氏、鈴木氏)
16時30分 休憩
16時40分 パネルディスカッション
17時10分 質疑応答
17時30分 閉会

パネラー

    工藤 優花(くどう ゆか)氏   東北学院大学教養学部4年
  土方 正志(ひじかた まさし)氏   (有)荒蝦夷代表
  金田 諦應(かねた たいおう)氏   「カフェ・デ・モンク」マスター 通大寺住職
  鈴木 岩弓(すずき いわゆみ)氏   東北大学大学院文学研究科教授・宗教学
  ※コーディネーター    
  金菱  清(かねびし きよし) 氏   東北学院大学教養学部地域構想学科教授

 

『呼び覚まされる 霊性の震災学 3.11生と死のはざまで』

第1章:死者たちが通う街:タクシードライバーの幽霊現象
第2章:生ける死者の記憶を抱く:追悼/教訓を侵犯する慰霊碑
第3章:震災遺構の「当事者性」を越えて:20年間の県有化の意義
第4章:埋め墓/詣り墓を架橋する:両墓制が導く墓守りたちの追慕
第5章:共感の反作用:被災者の社会的孤立と平等の死〈金菱清〉
第6章:672ご遺体の掘り起し:葬儀業者の感情管理と関係性
第7章:津波のデッドラインに飛び込む:消防団の合理的選択
第8章:原発避難区域で殺生し続ける:猟友会のマイナー・サブシステンス

《報道関係者参加申込はこちら》

報道機関来場・取材の際は事前に広報課まで申し込みをお願いいたします。
広報部広報課 担当:内海
022-264-6423
koho@tohoku-gakuin.ac.jp

《一般問合せはこちら》

東北学院大学「震災学」編集検討委員会 担当:菊地
022-264-6424
ck@staff.tohoku-gakuin.ac.jp