東北学院大学

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ミュージアムキッズ!"全国フェアに博物館学芸員課程の学生チームが出展

2016年06月28日

160628-3_1.jpg こども☆ひかりプロジェクト(事務局:兵庫県立人と自然の博物館)は、「東北発、全国の子どもたちへ」をテーマに子どもたちにミュージアムの楽しみを知ってもらうためのイベント“ミュージアムキッズ!”で、東日本大震災を契機に東北で始まりました。今年度の全国フェア(6月25~26日)は、産業見本市会館「サンフェスタ」(仙台市若林区卸町)を会場に、北海道から沖縄県まで総勢50館以上の博物館・美術館、水族館・動物園・植物園、自然史博物館等の博物館が結集、二日間で6300人の子どもたちが参加しました。
 このイベントに、東北学院大学博物館はSMMA(仙台宮城ミュージアム・アライアンス)メンバー館として6月26日(日)に出展し、博物館学芸員課程を履修する文学部の3・4年生8名が「ASOBIの達人」を企画し、約200名の小学生が参加しました。内容は、紙相撲を発展させたゲームで、子どもたちはまず“宇宙大戦争”と“干支大戦争”を選び、紙工作で自由な工作をしてキャラクターを制作、8人でトントン相撲をして競うというもので、形や重さ、飾りなどどのようなものを付ければ強くなれるかを追究してもらうというものでした。子どもたちの自由奔放な発想に大学生も圧倒されっぱなしでしたが、楽しい学びの時間を持つことができました。
 博物館学芸員課程は、英文学科・総合人文学科・歴史学科の学生が履修することができ、毎年60名あまりが資格を取得します。博物館や文化財保護の現場にも、毎年1~2名が就職し、東北のミュージアムの文化を下支えする人材を輩出しています。大学博物館での技術的な訓練に加え、こうした社会的な活動は文化のもつ“力”や可能性を肌身で知る機会となっています。

こども☆ひかりプロジェクトについてはこちらから
http://www.kodomohikari.com/

SMMAについてはこちらから
http://www.smma.jp/

イベント名:“ミュージアムキッズ!”全国フェア
日 程: 6月25日(土)~26日(日)
会 場:産業見本市会館「サンフェスタ」(仙台市若林区卸町)
対 象:幼児・小学校低学年児童を含む家族連れ
参加費:無料
後 援:文部科学省、宮城県、宮城県教育委員会、仙台市、仙台市教育委員会、全国美術館会議、全国科学館連携協議会、日本動物園水族館協会(予定)
助 成:子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)

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