東北学院大学

新着情報

経営研究所 起業家シンポジウム 『起業家に学ぶ会社のつくり方―ビジネスの作成方法』開催報告

2016年09月16日

 9月15日(木)、押川記念ホールにおいて、東北学院大学経営研究所起業家シンポジウムを開催しました。今回の起業家シンポジウムは、『起業家に学ぶ会社のつくり方―ビジネスの作成方法―』というテーマの下で、3名の起業家を招き講演していただくとともに、フロアも交えてパネルディスカッションも開催しました。本学学生ならびに地域の方も含めて多くの方々に参加していただき活発なシンポジウムとなりました。

 最初の講演者として松本辰三氏(株式会社プランニング・オフィス社代表取締役社長)にご登壇いただきました。同社は情報誌『りらく』の発行で知られる企業であり、松本氏からは自身の起業にいたる経験を踏まえて、思い、出会い、コミュニケーションが起業において重要になることをメッセージとしてお話しいただきました。

 ついで、三木雄信氏(トライオン株式会社代表取締役CEO兼本学経営研究所特別研究員)にご登壇いただきました。同社は英語教育を手がけるベンチャー企業であり、1年で英語をマスターする英語版「ライザップ」ともいえる取り組みをしています。同氏は、ソフトバンクの社長室長を勤めるなど多くのプロジェクトに携わってきました。その経験から起業におけるビジネス上の重要なポイントについてお話しいただきました。

 最後に市川大樹氏(一般社団法人Venture’s Live Foundation代表理事)にご登壇いただきました。同氏は、学生の就活支援や新卒採用に携わってきた経験を踏まえつつ、社会問題を同時に解決する起業家の存在意義や起業家としての理想像についてご講演いただきました。とくに自身の意識を変えることになった出来事などを具体的、かつ学生目線でお話ししていただきました。

講演する松本氏 講演する三木氏
160916-1_1.jpg 160916-1_2.jpg
講演する市川氏
160916-1_3.jpg
160916-1-4.jpg   160916-1-5.jpg


 参加した受講生からは、「起業に対する意識が変わった」とか、「いつかチャンスがあれば起業してみたい」などの声が聞かれたことから、受講生の起業に対する見方が前向きに変わったように思います。本学経営研究所では、毎年起業家シンポジウムを開催し、本学学生ならびに地域の方々のビジネス・起業に対するマインドの涵養に努めています。