「WISE2016 ジモト×大学生+保護者 地元就職入門セミナー」開催報告

2017年03月06日

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 2月26日(日)、河北新報本館ホールにおいて「WISE(ワイズ)地元就職入門セミナー」が開催されました。WISEは地元の大学生が地元企業を取材し、その魅力をWebと冊子で伝えている仙台の就職情報発信プロジェクト。多くの大学生が記者となって、地元企業へ取材に行き、学生目線で各企業の特徴や魅力を掘り起こして発信しています。
 初めに実行委員長でもある仙台市経済局局長の石川浩史氏からご挨拶がありました。中小企業の人材確保が難しくなってきた現状を憂慮し、学生と地元企業を結びつけるために2015年から始まったという事業の経緯が説明されました。「県内の大学を出た新卒者の地元就職率は約40%。他県においては50%を超える県もあります。これは県内の学生が地元企業の魅力に気がついていなかったり、企業側も自社の特色を発信できないことに起因しています。この解決策の一助としてWISEが始動しました」と説明。
 次に実行委員会メンバーでもある河北新報社防災・教育室主任の記者、大泉大介氏より本事業の概要がスライドを使ってプレゼンテーションされました。この2年間で延べ60人の学生が記者として参加し、取材企業は約100社。その取材内容はWEBと冊子で発信されています。「他県に人材が流出するのは大きな損失です。原因はそもそも会社の存在が知られていない。仕事内容や魅力、やりがいが知られていない。学生が取材して記事を書くことで、魅力的な企業に気づいてもらいたいわけです」と述べました。学生のメリットとしては経営者に直接会える、現場を確認できるといった複数の利点があり、就職活動にも実績として活かせるとアピール。その後、本事業の事務局である仙台印刷団地協同組合の遠藤真吾氏より、冊子とWebサイトのデザイン構成が説明されました。
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 続いて、取材した学生の代表3名が壇上で発表。トップバッターは東北大学文学部の越田健介さん。「4社に取材に行って感じたことは、みんな“誰か”を想っていました。WISEで理解が深まったことは、中小企業は私たちの暮らしを支えていること」具体例として、医療の総合商社である丸木医科器械株式会社での取材体験を報告してくれました。次いで登壇した宮城学院女子大学英文学科の中山結衣さんの発表。取材件数は2社で、ホームページ制作やWEBコンテンツのプロモーションを行っている株式会社スマートメディアと、笹かまぼこの製造販売でおなじみの株式会社鐘崎。「取材を通して社長様や社員の方から直接お話を聞くことができて、目指す未来へ向かって打ち込んでいる姿を見ることができました」と発表しました。
 三人目は東北大学の経済学部の堀井良樹さん。二輪車の販売・修理を行っている株式会社早坂サイクル商会を取材して印象的だったことは、地元の人とのつながりを大切にして、積極的に交流していること。「お客様とのつながりから信頼が生まれることを学び、視野が広がりました」と率直に語ってくれました
 続いて、取材を受け入れた企業16社の代表の方から、取材を受けた感想や企業の特徴、業務内容、学生へのメッセージなどを1社3分ほどの持ち時間で話されました。
 その後、優良記者の顕彰がハリウコミュニケーションズ株式会社の早坂氏から発表。優秀賞は野間小百合さん(東北大学法学科)、功労賞は三澤奈穂さん(東北学院大学地域構想学科)、新人賞は山田峻一さん(仙台大学スポーツ情報マスメディア科)が受賞。さらに、取材を受けていただいた企業への感謝状の楯を、代表して株式会社バイタルケアの小泉社長に贈呈しお祝いの言葉をいただきました。
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 最後は隣のパーティー会場に移って、取材協力企業の経営者と学生の交流会が開かれ、思い思いに親交を深め、記念撮影をして終了となりました。

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・WISE 
http://wise-sendai.jp/

・地域人材コーディネート機関 みやぎ事務局(一般社団法人ワカツク)