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喜多方市灰塚山古墳発掘調査 第2主体部でも稀少な遺物が発見された灰塚山古墳発掘調査 中間報告

2017年08月29日

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 福島県喜多方市の「灰塚山古墳」では現在、文学部歴史学科考古学専攻辻ゼミナールの活動の一環として発掘調査が行われています。
 2011年よりスタートした灰塚山古墳の調査は、2016年に第1主体部から青銅製の鏡や大刀といった副葬品が出土するなど、大きな成果を上げてきました。8月6日から再開された今年度の発掘調査は、第2主体部粘土槨下層石棺内部の調査が行われ、石室内から人骨や大刀などの稀少な遺物が出土しました。人骨発掘に精通した新潟医療福祉大学 奈良貴史教授の主導で石室内堆積物の除去作業が進められているほか、考古学専攻辻ゼミ学生たちによる後円部の墳端を含めた精密な図面作成や写真撮影などが行われています。
 発掘調査の総指揮を執る辻秀人教授は「古墳時代の人骨は、土の酸で骨が溶けてなくなってしまうケースがほとんどです。しかし、今回の調査では頭蓋骨の上顎に歯が1本残っているなど、滅多に見ることができない人骨が良い状態で発見されました」と、調査の途中経過を話しました。
 現地ではゼミ生や大学院生などが懸命に作業を進めており、9月中旬に現地で発掘調査の説明会を行う予定です。詳報は9月の現地説明会開催後にお知らせいたします。

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