東北学院大学

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【短期集中連載】「オリエンテーションリーダー」(第6回)

2018年02月23日

 年が明けると、学生たちは定期試験を受けることになります。ここでもまた、リーダー内定者として、一つの試練が待ち受けています。定期試験の結果、残念ながら進級することができなかった学生は、内定が取り消されることになります。かなり厳しい処置だとは思いますが、新入生の模範となるべきリーダーが進級できなかったとあっては、発言に説得力がないと新入生に思われてしまいます。また、本学の学生として著しく品位に欠ける行為などが発覚した場合も、同様に内定が取り消されます。長いオリエンテーションリーダーの歴史の中では、残念ながらこういった事情で内定が取り消され、その後の応募資格をも剥奪された学生がいたことも事実です。

 このように、オリエンテーションリーダーには非常に高い規範やモラルが求められます。しかし、それらを守り続けてきたことが良き伝統となり、リーダー自身の誇りとして脈々と受け継がれているのです。

 

180223-1_1.jpg 2月6日、土樋キャンパスのラーハウザー記念東北学院礼拝堂で「平成30年度オリエンテーションリーダー辞令交付式」が開催されました。今年度は文系理系合わせて117名のリーダーが松本宣郎学長より直々に辞令を受けました。このことからもわかるように、オリエンテーションリーダーはいわゆるアルバイトではありませんし、教職員のお手伝いの学生といった存在でもありません。大学の正式なスタッフなのです。

 この日をもって、彼らは正式に平成30年度オリエンテーションリーダーとなりました。今後は、いよいよリーダー活動の本番へと入っていくことになります。活動の開始は、2月下旬から始まる文系理系のリーダー合同で行われる、合同トレーニングになります。

(次回へ続く)

※工学部は活動するキャンパスが違うため、独自に採用を行い、活動も文系リーダーとは別になります。しかし、同じ東北学院大学の新入生のために働く仲間ですので、活動初期に一緒にトレーニングを行ったり、要所で活動を共にし、切磋琢磨しています。