【短期集中連載】「オリエンテーションリーダー」(第7回)
2018年02月27日
2月21日から3日間、泉キャンパスにて文系・理系のリーダーが一同に会し、合同トレーニングが開催されました。その様子を取材してきましたのでご紹介いたします。
活動初日である21日は、集合会場の教室に100名を越えるリーダーが集まりました。教室前方のホワイトボードに貼り出された学科担当表を見て、教室内は少しざわついています。というのも、オリエンテーションリーダーは、必ずしも本人の所属する学科を担当できるわけではありません。これは、リーダーの学年・性別・経験の有無など、様々な事情を考慮しバランスを取って担当学科を決めるためです。リーダー達には、募集説明会や面接の際に必ずこのことを確認して、それを了承した人だけ採用していることにはなっていますが、やはり所属学科を担当したいというのが人情というもの。毎年のことですが、この担当学科発表には、担当者のあずかり知らないところでたくさんのドラマがあるようです。
活動初日である今日は、様々な備品などが配布され、また、事前に渡していた各種の提出物などの回収が行われました。この日は初日ということもあり、学生課の担当者から「配布をお願いします」との言葉がありましたが、これがリーダー活動が進んでいくと、何も言われずとも自ら考えて行動し、配布物があれば配布し、回収物があれば回収するようになります。例年そうですので、彼らもきっとそうなっていくことでしょう。
提出物については、「忘れました」というリーダーがけっこう見受けられました。残念ながらまだまだリーダーとしての自覚が足りない人もいるようです。
しかしまだそんなに心配することはありません。これから彼らは、教員や職員、旅行代理店やホテル関係者などの社会人と接することで、否応なく様々なことを学んでいくことになります。そのための合同トレーニングであり、長期間の準備期間でもあるのです。
(次回へ続く)