東北学院大学

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経済学部共生社会経済学科2年の青柳康平さんが学生部主催『学生懸賞論文』佳作を受賞

2018年12月21日

181220-1_1.jpg 12月20日(木)、本学学生部が主催する第19回東北学院大学学生懸賞論文の審査結果が発表され表彰式が行われました。
 懸賞論文の目的は、さまざまな社会問題について、大学生として意識を高めると同時にそれらの問題について、自己の経験や知的蓄積に基づき、論理的で説得力ある意見を述べてもらうことです。
 今回の学生懸賞論文のテーマは、①「新技術の登場は人間社会をどのように変えてきたのかーAI(人工知能)がもたらす20年後の世界ー」、または②「多様性を認める社会とは」で、どちらかのテーマを選択して寄稿するものです。
 今回は11件の応募の中から、『多様性を認める社会とは ―働き方の多様性問題としての男性育児休暇問題―』と題した経済学部共生社会経済学科2年の青柳康平さんの論文が佳作に選ばれ、松本学長より表彰状が手渡されました。
 青柳さんの論文は、労働の男女間格差が解消され、男性に時間的余裕ができるだけでは問題の解決にはならないことを指摘。多様に存在するライフスタイルを人々が選択できるようになることが重要であること、男性の育児休暇取得率の向上は「多様性を認める社会」の実現にとってこそ重要であることを主張しています。
 松本学長との対談で青柳さんは、「学生懸賞論文のテーマのうち、関心のある方をテーマとして選択しました。多様性を認める社会の実現を目指すうえで、男性も育児休暇を積極的に取得すればいいと思っていましたが、さまざまな複雑な問題点が絡んでいることを感じました」と語りました。受賞後、青柳さんと松本学長が握手を交わし、表彰式は終了しました。

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