【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】魔女と魔術
2013年10月17日
魔女と魔術
ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会
1970年代よりトマス=マクファーレン・テーゼを受けて、ヨーロッパ各地の魔女狩りの研究が裁判記録を用いて盛んに行われるようになりました。しかし、魔女狩り研究の原点は魔女を含めた魔術世界が、中世後期から近世にかけていかに形成され、それが社会に、また人間の思考に、いかに影響を与えたかにあると思います。これらは、文書だけでなく図像によっても表されていました。言説と図像との関係は、フーコー言うところの「交差、同型性、変形、翻訳」(「言葉と図像」1967 年)など複雑な関係にありました。今回、魔女に関する図像学の第一人者である黒川正剛氏をお迎えして、少し違った角度から魔女研究の魅力をお伝えしたいと思います。
■ 日時 : 平成25年11月16日(土)13:30~16:30
■ 会場 : 土樋キャンパス 8号館5階 押川記念ホール
LECTURER 講 師
■魔女研究の原点
本学文学部教授 楠 義彦(くすのき よしひこ)
■魔女の図像学
太成学院大学人間学部教授 黒川 正剛(くろかわ まさたけ) 氏
○対 象 | どなたでも受講できます |
○申込方法 | 直接会場にお越しください |
○受 講 料 | 無料 |
○主 催 | 東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所 |
○問合せ先 |
東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所 TEL・FAX 022‑264‑6379 E‑mail:europe@tscc.tohoku‑gakuin.ac.jp |