【歴史学科創設50年記念事業・文学部歴史学科第16回公開講座】歴史の中の死生観
2013年05月09日
歴史の中の死生観
歴史学科創設50年記念事業・文学部歴史学科第16回公開講座
古来より、命あるヒトが生と同時に死というものを意識してきたことは不可避的なことでした。従って、古今東西の世界において、ヒトが現世をどのように考え、そして来世をどのように考えてきたのか、現世・天国・地獄(冥府)といった概念など共通点も少なくないことはつとに知られたことでしょう。しかし一方で、このようなヒトとしての普遍的なテーマだからこそ、そこには様々な地域・社会や時代、宗教・信仰や文化の特質も明確な形で浮かび上がってくると考えられます。今回の公開講座では、5人の講師が各専門分野における死生観についてお話させていただきますが、ぜひともそれぞれの話を聞き比べていただき、共通点や相違点を発見する楽しみを持っていただければと思います。
■ 日時 : 平成25年6月5日(水)~7月3日(水) 18:00~20:00 全5 回
■ 会場 : 土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
SCHEDULE 講座スケジュール
01 6/5(水) 18:00~20:00
■贖罪と煉獄 ─中世ヨーロッパの死生観の一側面─
【ヨーロッパ史】
本学文学部教授 櫻井 康人(さくらい やすと)
02 6/12(水) 18:00~20:00
■魂魄のゆくえ ─漢族の冥界観─
【アジア史】
本学文学部教授 下倉 渉(しもくら わたる)
03 6/19(水) 18:00~20:00
■古代倭国の死生観 ─前方後円墳の世界―
【考古学】
本学文学部教授 辻 秀人(つじ ひでと)
04 6/26(水) 18:00~20:00
■卒都婆からみた中世人の死生観 ─東北を中心に
【考古学】
地底の森ミュージアム前館長 田中 則和 氏(たなか のりかず)
05 7/3(水) 18:00~20:00
■死をめぐる民俗からみえるもの
【民俗学】
本学文学部教授 政岡 伸洋(まさおか のぶひろ)
○対 象 | どなたでも受講できます |
○申込方法 | 直接会場にお越しください |
○受 講 料 | 無料 |
○主 催 | 東北学院大学 文学部歴史学科 |
○問合せ先 |
東北学院大学 研究機関事務課 「歴史学科公開講座係」 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1丁目3-1 TEL 022-264-6430 FAX 022-264-6530 E-mail:tobun@staff.tohoku-gakuin.ac.jp |