2023年07月26日

　2023年7月21日（金）に、経営学科のビジネス・ケース実習Ⅰの戦略提案発表会を開催しました。今回は、銘菓「かもめの玉子」で知られる、さいとう製菓株式会社（岩手県大船渡市）の協力の下で、本授業が実施されました。

　ビジネス・ケース実習Ⅰという授業は、受講生が地域企業の調査・研究を行い、当該企業の企業経営や競争力を改善するための戦略提案を行う実践型の授業であり、経営学科の教育理念である「理論と実践の融合」を体現する授業となっています。

　受講生（約30名）は5班に分かれて、さいとう製菓を調査・研究し、各班ごとに戦略を提案しました。当日は、さいとう製菓様から齊藤俊明氏（取締役会長）と佐藤徳政氏（企画課主任）にお越しいただき、戦略を提案し、実際の経営を担うお二人から貴重なコメントをいただくことができました。

　各班の発表タイトルは以下の通りとなっています。

・1班：目玉商品開発とブランド力向上
・2班：イートインとVtuberを活用した新プロモーション戦略
・3班：南三陸地域の活性化大イベント
・4班：レトロブームに基づく商品パッケージ戦略
・5班：フードロス×SDGs戦略

　齊藤会長からは、学生の戦略提案の緻密さや斬新さを非常に評価していただきました。また、実際に事業経営にも活用できる実現可能性も高いことも評価されました。
　
　本学経営学科では、今後とも地域企業・地域社会と連携しながら、教育に取り組むことで、地域社会の持続可能性に貢献する有為な人材の輩出に取り組んでいきます。

発表に臨む学生たち	発表用のスライド	コメントをする齊藤会長

※本授業の調査活動はTGGV150第Ⅱ期中期計画「プロボノ的ボランティア活動による地域課題解決と学生の実践的資質の向上」（B221）の一環としても行われています。