東北学院大学

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仙台市教育委員会連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」開催報告

2023年09月08日

 8月18日、仙台市教育委員会との連携事業「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」を東北学院大学五橋キャンパスで開催しました。

 この事業は本学と仙台市教育委員会が連携して行う活動で、大学生が英語の先生になり、自己紹介やクイズ、ゲームなどの活動を通して英語に興味を持つ小学生と交流を深めるものです。今年度は仙台市内の小学校に通う5、6年生44名が参加しました。
 当日に向けて、本学の文学部英文学科と教育学科に所属する教職志望の2、3年生14名が清水遥准教授の指導のもと、指導案を作成するなどの準備を進めてきました。
 開講式で本学の村野井仁副学長(学務担当)は「137年の歴史ある東北学院大学の、この新しいキャンパスに皆さんをお招きすることができて、大変うれしく思っています」と参加者を歓迎しました。また、仙台市教育局学校教育部教育指導課の田中元昭課長は「本日は仙台市内の様々な小学校から、参加者が集まっています。たくさんの応募があった中で参加が決定した皆さんです。大学生の先生や新しい友達と英語を使って、楽しく活動に取り組んでください」と挨拶しました。開講式の後児童たちは学年ごとに分かれてそれぞれのプログラムに参加しました。

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 5年生の児童はチームに分かれ、自己紹介と指示された色を探しタッチして遊ぶ「色探しゲーム」でウォーミングアップした後、食べ物クイズを行い「pudding」や「ice cream」などなじみのある食べ物のほか、「Gyuutan」「Sasa-kamaboko」「Oysters」といった仙台にゆかりのある食べ物の英単語を学びました。
 その後はチーム対抗で、学生へ「What do you like?」と質問し、「I like~.」と回答された食べ物のカードを、配達員に扮した児童が運ぶ「Uber eats 」ゲームを開催し大盛り上がり。休憩後は、「Who am I ?」「I am~.」の文章に沿って英単語の復習を行った後、最後にこれまでに学んだ食べ物の英単語を組み合わせてグループごとのオリジナルメニューを決め、学生からの「What's this?」の問いかけに「It's~.」を使って指定された食べ物の特徴を答えたり、「I like~.」を使いおすすめする理由を紹介するなどしました。

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 6年生は、自己紹介の後5つのグループに分かれ、「Where~」の文を使った探し絵クイズで様々な動物の絵を探しました。続いて「Head」や「Shoulders」など顔や体のパーツを学んだ後、「Simon says」と言われた時だけ指示された動作をする「Simon Says」ゲームを行いました。
 休憩後には、宮城県内のゆるキャラの福笑いで遊び、出来上がったさまざまな表情のゆるキャラに、どのグループからも楽しそうな笑い声が起こりました。また、個人でオリジナルのゆるキャラを作り、「He likes~.」や「She likes~.」の文を使って紹介し合いました。

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 活動終了後の閉講式では、各学年の代表の児童から「楽しく英語を学び、もっと英語に興味を持つことができた」「違う学校の人と交流できて、仲良くなり、英語を楽しく学べた」と感想発表がありました。
 最後に、清水准教授から「みなさんはじめは緊張していた様子でしたが、終盤には和気あいあいと英語を使って活動されている姿が印象的でした。今回参加した大学生の先生たちは、将来、小学校や中学校の教職に就くことを目指しています。今日皆さんと活動できたことが、大学生の先生たちにとっても大きな学びになったと思います」と講評がありました。その後、集合写真を撮影して「夏休み子どもイングリッシュ・キャンパス」は終了しました。

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