東北学院大学

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学長表彰で文学研究科の真柄侑さんと工学研究科の森裕一さんが表彰されました

2023年12月22日

〇第四十三回日本民俗学会研究奨励賞を受賞
 大学院文学研究科 真柄侑(まがらゆき)さん(アジア文化史専攻博士後期課程3年)
〇日本磁気学会MSJ論文奨励賞を受賞
 大学院工学研究科 森裕一(もりゆういち)さん(電子工学専攻博士後期課程1年)

 

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 12月19日に土樋キャンパス学長室において、学長表彰授与式が行われ、大学院文学研究科アジア文化史専攻博士後期課程3年真柄侑(まがらゆき)さん(指導教員=文学研究科アジア文化史専攻・政岡伸洋教授)と、大学院工学研究科電子工学専攻博士後期課程1年森裕一(もりゆういち)さん(指導教員=工学研究科電子工学専攻・嶋敏之教授)の2名に対して、大西晴樹学長から表彰状と記念品が贈呈されました。
 
 受賞した真柄さんは、日本民俗学会で、論文「戦後農政における展開と人びとの向き合い方-岩手県紫波郡紫波町片寄漆立の『志和型複合経営』をめぐって-」をテーマに発表し、第四十三回日本民俗学会研究奨励賞を受賞しました。また、森さんは、日本磁気学会学術講演会において発表した「Increase in coercivity of SM(Fe-Co)-B thin films due to diffusion of Al element from cap layer」の論文が、MSJ論文奨励賞に輝き、それぞれその成果が評価されての受賞となりました。
 森さんは今年7月にも「日本金属学会2023年春季講演大会」のポスターセッションで優秀ポスター賞を受賞したことで学長表彰を授与されており、2度目の学長表彰となりました。
 
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【真柄さんのコメント】
 この度は栄誉ある素晴らしい奨励賞を受賞し光栄に思っております。
 研究成果が評価されての受賞となりましたが、この賞をいただけたことで、指導教員の政岡教授や、研究活動でフィールドワークを行った岩手県志波姫町の方々など、たくさんお世話になった方々への恩返しができたのではないかと感じており、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
【森さんのコメント】
 初めて執筆した論文が、このような賞を受賞できたことにとても驚いています。研究内容は、簡単に説明すると、ハイブリットカーで使用するモーターにおいて、高効率の永久磁石を利用し、小型化を進めながら、自動車の燃費と走行性能の改善に大きく寄与するための研究です。まだ多くの課題があるので、その課題をクリアする研究を今後も進めて行きたいです。
 
 二人とも、今後の研究においてもさらに知識を深め、継続して研究を続けて行きたいと意欲を見せてくれました。