東北学院大学

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【宗教センター】ランカスター神学校との国際シンポジウム・講演会のお知らせ(2/6、2/7)

2024年01月19日

 2月6日(火)と7日(水)に、アメリカのランカスター神学校から歴史学の専門家であるアン・タイヤー教授を招き「ランカスター神学校との国際シンポジウム・講演会」を開催します。同校は東北学院の校祖W・E・ホーイ、D・B・シュネーダーの出身校で、2018年に国際交流協定を終結しています。

 タイヤー教授は中世、近世の一次資料を解読して歴史の流れを文献学的に把握する教会史の研究を続けています。専門領域は、マーサーズバーグ神学、キリスト教神秘主義、中世期の説教などで、1996年にハーバード大学で博士号を取得しました。現在、中世説教研究会会長を務めているほか、アメリカ宗教アカデミー、アメリカ教会歴史協会、マーサーズバーグ協会の会員です。
 当日は、同校で組織神学を教えるリー・バレット教授も来日し発表する予定でしたが、欠席のため、タイヤー教授が代読し発表します。バレット教授は、キリスト教教理と現代の問題を精力的に研究しイエール大学で博士号を取得したほか、米国キルケゴール学会会長、米国宗教学会キルケゴール部門の会長も歴任しています。

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シンポジウム「ランカスター神学校と東北学院」


【日時】2月6日(火)13:00~16:30(受付開始12:30~)

【会場】土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地下1階)
 ※駐車場がございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

【お申し込み】不要、入場無料  ​

【プログラム】
 ●発表1「移住した人々の及ぼす影響:米国ドイツ改革派キリスト者と神学校(1890年まで)」 アン・タイヤー教授
 ●発表2「ランカスター神学校の受肉論的焦点:マーサーズバーグ神学から新正統主義、さらに先へ」 リー・バレット教授(原稿代読:アン・タイヤー教授) 
 ●発表3「ランカスター神学校から東北学院へ:その神学的結びつき」 藤野 雄大講師(総合人文学科)

学術講演会


【日時】2月7日(水)10:00~12:30(受付開始9:30~)

【会場】土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地下1階)
 ※駐車場がございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

【お申し込み】不要、入場無料

【プログラム】
 ●講演1「中世末期から近世初期における罪の赦しの教育:その特徴点」 アン・タイヤ―教授
 ●講演2「現代神学の多様な声:カオス?コーラス?」 リー・バレット教授(原稿代読:アン・タイヤー教授)

【お問い合わせ先】東北学院宗教センター
Tel : 022-354-8310
Mail : c.center@mail.tohoku-gakuin.ac.jp