2024年03月04日

　2月9日、東北学院中学校3年生が「総合的な学習の時間」の中で行う卒業研究の成果発表会に、中高大一貫教育の取り組みとして文学部教育学科の学生13名がアドバイザーとして参加しました。
　
　生徒は1～3名のグループに分かれ各自が興味関心のあるテーマで研究を行い、その成果を発表しました。学生アドバイザーは発表内容についての質問を投げかけたり、研究の仕方や発表方法に関するアドバイスを伝えたりしました。
　
　アドバイザーとして参加した学生からは「発表を聞いてどの生徒もレベルが高くて驚いた」という感想のほか「アドバイスを考えるのは難しかったが、生徒の発表を教師の立場になって考えることができてよかった」「生徒自身の学びにつなげる発問や助言を行うことの難しさや、中学生という発達段階に応じた意見を出す大変さを改めて感じた」といった声もあり、教職を目指す学生にとって学びを得る機会になりました。

　発表をした生徒からは「自分では分かっていたつもりでも、他人からすれば分かりにくいこともあるので気をつけたいと思った」「今後の発表の機会では学生アドバイザーの方々からのアドバイスを意識し、時々顔を上げ、聞き取りやすいスピードで話すようにしたい」といった感想がありました。