【東北産業経済研究所シンポジウム】東日本大震災被災地の復興ツーリズムの可能性 ~被災地の光を観る観光~(11/7 開催)
2015年10月21日
東日本大震災被災地の復興ツーリズムの可能性 ~被災地の光を観る観光~
東北産業経済研究所シンポジウム
申込不要 | 定員350名 | 無 料 | 土 樋 |
■日時:平成27年11月7日(土) 13:30~17:00(13:00 開場)
■会場:土樋キャンパス8号館5階 押川記念ホール
大震災発生後、4年が経過し、ハード面での取り組みはある程度軌道に乗りつつある。けれども、被災地の人々の暮らしの基盤となる経済活動再建への取り組みは、必ずしも順調に推移しているようにはみえない。また、被災地以外での人々の関心は「復興から景気、財政、さらに自然災害に対する防災」へと移行している。実際にこのことは政府の予算配分案にも表れるなど、東北の被災地の実感とそれ以外の地域の人々のとらえ方との差は拡大している。
被災を風化させないために、そして、復興への取り組みが継続的に行われるために、被災地では色々な試みがなされている。その一つが被災地でのツーリズムや様々な被災地の遺構などの保存活動などであり、それらを通じた観光業の振興である。これまでの東北には豊かな自然や数多くの文化遺産が点在していたものの、必ずしもそれらを生かした地域づくりが活発であったとはいえない状態であった。また、東日本大震災によって生まれた震災遺構は、その価値などについて多くの議論がなされ、ツーリズム・観光資源としてどのように活用するのかは意見が分かれている。
農林水産業や製造業などの復興が順調とは言えず、さらにアベノミクスによるトリックルダウンが生じるかどうか瀬戸際の今、新しい形の観光産業への取り組みも復興の道筋のひとつとして、産官学民一体となって議論することで望ましい産業の形が見えてくると考えられる。このような観点から、本公開シンポジウムでは、復興にかかわる官公庁、企業および学識経験者が会し、来場される方々とともに、“東北地域の新しい観光産業”を経済、政治、産業、倫理感などを含め様々な角度から議論し、東北大震災以後の東北のあり方を再考する。
SCHEDULE 講座スケジュール | ||
■ 開会挨拶 ■ 基調講演(各20分) 仙台商工会議所 専務理事 間庭 洋 氏(まにわ ひろし) JTBグローバルマーケティング&トラベル 営業企画部地域交流推進部長 宮城大学事業構想学部事業計画学科教授 宮原 育子 氏(みやはら いくこ) 東北学院大学経済学部経済学科教授 千葉 昭彦(ちば あきひこ) ■ パネルディスカッション(60分) |
募集人数 | 350名 | |
対 象 | どなたでも受講できます | |
申込方法 | 直接会場にお越しください | |
受講料 | 無料 | |
主 催 | 東北学院大学 東北産業経済研究所 | |
問合せ先 |
東北学院大学 研究機関事務課
〒980‑8511 仙台市青葉区土樋1丁目3‑1
TEL 022‑264‑6362 FAX 022‑264‑6530
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