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【キリスト教文化研究所 第56回学術講演会】エルンスト・トレルチの政治的・ 神学的遺産

2015年05月20日

エルンスト・トレルチの政治的・ 神学的遺産

キリスト教文化研究所 第56回学術講演会

申込不要   無 料   土樋


日時:平成27年6月20日(土) 14:40~16:10
会場:土樋キャンパス8号館3階 第3・4会議室

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(クリックでPDF表示 5.4MB)

 2015年は、エルンスト・トレルチが1865年2月17日にアウクスブルク近郊のハウシュテッティンで誕生してから150年の記念の年にあたる。昨年はマックス・ヴェーバーの生誕150年が世界中で祝われ、さまざまな著作が刊行され、シンポジウムや学会が開催されたが、トレルチの場合はそうではない。神学や哲学はもちろん、政治学や社会学、そして歴史学に及ぶ彼の思想的営みは今日ではもはや意味をもたないものなのだろうか。そうではないだろう。この記念の年に、改めて彼の神学思想、またヴィルヘルム期からヴァイマール期ドイツの社会的状況の中での彼の政冶的立場を改めて検討し、その現代的意義を考えてみたい。

 LECTURER 講 師
     

金城学院大学人間科学部教授 深井 智朗 氏(ふかい ともあき)
【講師略歴】
1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了、哲学博士(アウクスブルク大学)、博士(文学)(京都大学)。
現在、金城学院大学人間科学部教授。
著書、『超越と認識――20世紀神学史における神認識の問題』(創文社、第13回中村元賞)、『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム――ヴィルヘルム帝政期における神学の社会的機能についての研究』(教文館、2009年度日本ドイツ学会奨励賞)、『思想としての編集者――近代ドイツ・プロテスタンティズムと出版史』『神学の起源――社会における機能』(新教出版社)、『ヴァイマールの聖なる政治的精神――ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム』(岩波書店)、訳書、シュライアマハー『神学通論1811年/1830年』(共訳、教文館)、同『宗教について』(春秋社)など。

 


対 象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受講料   無 料
主 催   東北学院大学 キリスト教文化研究所
共 催   日本基督教学会 東北支部
問合せ先   東北学院大学 研究機関事務課
〒980‑8511 仙台市青葉区土樋1 丁目3‑1
TEL 022‑264‑6401 FAX 022‑264‑6530