2016年10月13日

宗教改革の黎明～聖書翻訳への挑戦

日時：平成28年10月29日（土） 14：00～16：00
会場：土樋キャンパス ホーイ記念館ホール

PDFファイルはこちら(11.5MB)

　来る2017 年は、ルターによる宗教改革（1517 年10 月31 日）から500周年を迎えます。この記念すべき時（カイロス）を踏まえ、本学キリスト教文化研究所は、ルターという「宗教改革の曙」が輝き昇る前にヨーロッパ各地で盛んに行われた「聖書翻訳」に照明を当てるフォーラムを企画しました。
　本学で宗教改革を主な専門研究領域とする二人の教員がそれぞれ、一人が大陸における聖書の独訳・仏訳について、もう一人が聖書の英訳をスコットランドの文脈から論じます。そのうえで、新約聖書を専門とする教員が、日本における聖書翻訳の歴史を振り返りつつ、今現在進行している新しい聖書翻訳についても論じます。三人の発題から新しい発見がきっとあるはずです。

講師
■母語聖書の登場：ルター独訳とオリヴェタン仏訳
本学文学部総合人文学科教授　野村 信（のむら しん）

■スコットランドの文脈から見た英訳聖書
本学文学部総合人文学科准教授　原田 浩司（はらだ こうじ）

■聖書翻訳の過去・現在・未来
本学文学部総合人文学科講師　吉田 新（よしだ しん）