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【ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会】ブリティッシュ・ワールド-帝国紐帯の諸相-(9/29開催)

2018年09月06日

ブリティッシュ・ワールド-帝国紐帯の諸相-

ヨーロッパ文化総合研究所公開講演会

申込不要   無 料   土 樋

 

日時:平成30年9月29日(土)13:30~17:00
会場:土樋キャンパス 6号館 621教室

 講師 / Lecturer
 第一報告   時間の帝国 -ブリティッシュ・ワールドにおける「時間改革」の展開-
中央大学文学部准教授 石橋 悠人(いしばし ゆうと)
【報告概要】
19世紀後半のイギリス帝国では、科学者・技師・宣教師・現地官僚などの主体が、ヨーロッパの時間概念・習慣・制度を積極的に導入した。とくにカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インドなどのブリティッシュ・ワールドを構成する諸地域に、本国で発展した精密な機械時計や時間伝達装置が移植された。さらに、植民地社会に正確な時間を提供するための拠点として、天文台が次々に建設されている。本報告では、このような植民地天文台のネットワークに光をあて、世界的な次元で進行した時間の標準化・正確化について考えることにしたい。
 
 第二報告   ミッションとイギリス帝国 -福音主義、奴隷貿易、そして「文明化の使命」-
日本大学商学部准教授 竹内 真人(たけうち まひと)
【報告概要】
18世紀末以降のイギリス人は、道徳的優越意識に基づき、東洋とアフリカに対する帝国主義支配を正当化した。エドワード・サイードが主張したように、東洋とアフリカを「停滞的」で「専制的」で「堕落」した存在と表象し、それとは対照的に自らを「勤勉」で「自由主義的」で道徳的に「規律」づけられた存在と見なしたからである。本報告では、この道徳的優越意識をイギリス人に対してもたらした宗教的基盤としての福音主義を明らかにし、次にイギリスの自由主義的帝国主義のヴィジョンとの関係を考察する。具体的には、アフリカと太平洋諸島における奴隷貿易規制、そしてインドにおける感情的紐帯の創出の試みを取り上げたい。

 

対  象   どなたでも受講できます。
申込方法   直接会場にお越しください。
受 講 料   無料
主  催   東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
協  賛   東北学院大学研究ブランディング事業
    「東北における神学・人文学の研究拠点整備事業」
問合せ先   東北学院大学 ヨーロッパ文化総合研究所
    TEL・FAX:022-264-6379
    E-mail:europe@mail.tohoku-gakuin.ac.jp