東北学院大学

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学長の部屋

学長就任にあたって

ごあいさつ 東北学院大学の課題に向けて

学長 大西 晴樹

第六代学長就任のごあいさつを申し上げます。輝かしい伝統と社会貢献の実績を有する本学で奉職させていただくことは光栄であり、責任の重大さに身の引き締まる思いです。

東北学院大学は、1886年に仙台神学校として創設されて以来133年、福音主義キリスト教を基盤として歩み、1949年に文経学部をもつ大学としてスタートしてから丁度70年、東北を代表する私立高等教育機関として発展してきました。現在は、6学部、6大学院研究科から構成され、優れた研究成果を生み、またそれに基づく専門教育により、多くの逸材を卒業生として送り出しています。その数は累計18万人にのぼり、東北・北海道のみならず、世界でも活躍する人材を広く、教育界・産業界・地方自治体などに送り、また本学におけるゆたかな人間教育によって、地域で、職場で、家庭で、真摯に奉仕する人材としても高く評価されています。

東北学院大学の学長として、本学の更なる充実と発展を目指し、次のようなお約束をしたいと思います。

  1. 東北学院の建学の精神である福音主義キリスト教に基づく人間教育を推進します。「LIFE, LIGHT AND LOVE FOR THE WORLD」、「地の塩、世の光」という本院のスクール・モットーには、世界のため、社会のため、隣人のためという意味が込められています。時代の変化の中で、「共に生きる」ことの大切さを学生に伝えます。
  2. 創立130周年に制定されたTG Grand Vision 150とそのキャッチフレーズ、「ゆたかに学び、地域へ世界へ」を具体化します。創設以来の伝統である「教養教育大学」の基本理念のもとに、地域に根差した大学として、人間と社会と文化への深い理解と洞察力、6つの学部がもつ文系・理系それぞれの高度な専門知識を融合し、グローバルな視野をもち、ローカルに実践する教育・研究を推進します。
  3. グローバル化と情報化の進行により、現代社会は大きく変容しつつあります。産業界や地域社会のニーズを敏感に受け止め、教育カリキュラムの見直しを常に行い、「人間力」がゆたかで、「即戦力」を備え、「学士力」に秀でた学生を育てます。
  4. 2011年3月11日の東日本大地震により東北が経験したことから学ぶものが多くあります。東北学院は、研究において、ボランティアにおいて、地域社会と協働して復興に全力を尽くしてきました。「震災学」研究、公開講座、ボランティアを通じてこれからも宮城県、仙台市などの地方自治体、また仙台や全国の諸大学と協力します。
  5. これらの教育・研究課題を遂行し、本学の諸学が密接に連携するためにも、学生にとって魅力があり、地域に開かれた都心型ワンキャンパスの実現は喫緊の課題であります。TG Grand Vision 150で構想された土樋地区・五橋地区を架橋する「アーバンキャンパス」の実現にむけて、その歩みを進めます。

より良き未来に向けて、常に前進し、改革し、躍動感あふれる東北学院大学のために働きたいと思いますので、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。